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英検®を取得すると大学受験で優遇される?英語外部検定について解説

英検®を取得すると大学受験で優遇される?英語外部検定について解説

英検®の取得が大学受験に与える影響は、多くの受験生や保護者が気になるポイントです。

英語力は大学受験で重要な要素のひとつですが、実は英語外部検定の資格を取得することで、受験で優遇措置を受けられるケースがあります。

特に、日本英語検定協会が実施する「実用英語技能検定(略称:英検®)」は、多くの大学で認定されており、受験生にとって合格するメリットが多い資格です。

本記事では、英検®をはじめとする英語外部検定を受けておくと、大学受験でどのような優遇があるのかを解説します。

また、英検®の難易度や試験内容の概要、さらには大学受験に有利に働くその他の英語外部検定についてもわかりやすくご紹介します。

この記事を最後まで読み終えれば、英語外部検定の優遇内容や、試験の概要を深く理解できるでしょう。

英語学習をより効果的に進めるための参考として、ぜひお読みください。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

【大学受験】英検®を取得することで利用できる優遇制度とは

【大学受験】英検®を取得することで利用できる優遇制度とは

英検®を取得することで利用できる大学受験の優遇制度は、次の3つがあります。

  • 出願資格としての利用
  • 共通テストや個別試験の点数加点・得点換算に利用
  • 英語科目の試験免除に利用

それぞれの優遇制度について詳しく見ていきましょう。

出願資格としての利用

英検®を取得していると、大学出願の際に有利に働く場合があります。

たとえば、一部の大学では、出願資格として英検®の一定以上の級を取得していることを求めています。

▼(例)明治大学

2025年度入試では、「学部別入学試験」のうち一部の学部において、「英語4技能資格・検定試験」方式の選択が可能です。

この方式では、出願資格として英検®以外にも以下のような英語外部検定が利用できます(学部によって利用できない英語外部検定もあります)。

  • TEAP
  • TOEFL iBT
  • IELTS
  • TOEIC L&RとTOEIC S&W
  • GTEC
  • ケンブリッジ英語検定

試験で定められた基準をクリアし、必要な証明書類を出願時に提出することが求められます。

たとえば商学部や国際日本学部では、以下のような条件を満たさなければなりません。

  • 明治大学商学部
    英検®2級以上・TEAP225以上・TOEFL iBT42以上・IELTS4.0以上・GTEC930以上
  • 明治大学国際日本学部
    英検®準1級以上・TEAP309以上・TOEFL iBT72以上・IELTS5.5以上・GTEC1180以上

参考:明治大学:2025年度新課程入試情報

こうした出願資格の条件として英語外部検定が設けられている場合、基準を満たすスコアを持っていないと、そもそも出願自体ができません

英語外部検定を利用することで、より多くの出願策の選択肢が手に入ります。

共通テストや個別試験の点数加点・得点換算に利用

英検®取得の優遇制度の一つが、共通テストや個別試験の点数加点・得点換算です。

英検®の取得級に応じて、試験の得点に一定の点数が加点されたり、個別試験の英語の得点に換算されたりします。

▼(点数加算の例)早稲田大学

2025年度の国際教養学部国際教養学科では「一般(英語4技能テスト利用方式)」の選抜方法において、英検®の成績を利用することが可能です。

具体的には、英検®2級以上の資格を持つ受験生には、その取得級に応じて7点〜20点加算されます。

参考:早稲田大学:一般選抜概要

▼(得点換算の例)東洋大学

2025年度の入試では、「一般入試(前期日程)」の全学部で英検®の成績を利用することが可能です。英語外部検定のスコアは、下表の基準にもとづいて英語試験の得点に換算されます。

また、得点換算の利用を申請した場合でも、試験当日の英語試験を受験できます。その場合は、換算後の得点と試験当日の英語試験の得点のうち、どちらか高得点のものを判定に採用します。

試験名英検®GTECTEAPIELTS
一般入試の英語科目みなし得点(素点)100点換算2,304(準1級下限)1,1903096.0
90点換算2,1501,0632535.5
80点換算1,980(2級下限)9992255.0
※スコアは下限 英検®はCSEスコア

参考:東洋大学:入試情報

点数加算や得点換算の制度を利用することで、他の生徒より有利な条件で試験を受けることができます。

ただし、大学によって加点・換算の基準が異なるため、志望校の入試要項をよく確認することが重要です。

英語科目の試験免除に利用

英検®を取得していると、英語科目の試験が免除される優遇制度を利用できる大学もあります。

▼(例)早稲田大学

2025年度の文化構想学部および文学部では「一般(英語4技能テスト利用方式)」の入試方式において、英検®を利用した試験免除が利用できます。

  • 早稲田大学文化構想学部:CSEスコア各技能500以上、総合2,200以上
  • 早稲田大学文学部:CSEスコア各技能500以上、総合2,200以上

参考:早稲田大学:一般選抜概要

入試当日に受験する科目を減らせるため、英検®を活用することで受験勉強の負担を軽減できるでしょう。

トライのオンライン個別指導塾では受験計画から受験勉強まで幅広く対応

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参照:高校生のオンライン個別指導プラン – トライのオンライン個別指導塾

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英検®の難易度は?試験日程と試験内容

英検®の難易度は?試験日程と試験内容

先述のとおり、英検®は大学受験で有利に働きます。そこでこの章では、英検®の概要(試験日程や各級の難易度・試験内容)を解説します。

  • 【各級共通】英検®の試験日程
  • 英検®準2級の試験内容と難易度
  • 英検®2級の試験内容と難易度
  • 英検®準1級の試験内容と難易度

それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

【各級共通】英検®の試験日程

英検®は年間3回実施されており、6月・10月・1月の第1日曜日が試験日です。

申込受付期間は試験日の約3ヶ月前から1ヶ月前までで、一次試験の合格発表は試験日から約1ヶ月後に行われます。

また、二次試験(面接・筆記)は一次試験合格者のみ受験でき、一次試験の約2週間後の日曜日に実施されます。

なお、申し込みは、英検®の公式Webサイトからオンラインで手続きできます。時間や場所を問わず申し込めるため便利です。

<試験日程の目安>

一次試験一次試験合否発表二次試験二次試験合否発表
第1回5月末~6月上旬6月下旬7月上旬~中旬7月中旬~下旬
第2回9月下旬~10月上旬10月下旬11月中旬11月下旬
第3回1月中旬~下旬2月中旬3月上旬3月中旬

参考:試験日程・会場・検定料(3.個人でお申し込みを検討している方)|英検|公益財団法人 日本英語検定協会

二次試験が棄権・不合格の場合は一次試験免除を受けられる

英検®の1級から3級において、一次試験に合格し、二次試験を棄権(欠席)もしくは不合格となった場合は、次回以降の申込時に一次試験免除申請をすれば、二次試験から受けられます

具体的には、二次試験のWeb合否公開時刻時点から一次試験免除資格を使用して申請でき、翌年度の同回まで申請可能です。

より詳しい情報を知りたい場合は、英検®の公式Webサイトでご確認ください。

参考:一次試験免除について | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

英検®準2級の試験内容と難易度

英検準2級®は、高校中級程度の英語力を評価する試験です。

試験は一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれています。

一次試験の内容は以下のとおりです。

リーディング文脈に合う適切な語句を補う問題や、パッセージの内容に関する質問に答える問題
ライティング質問に対する回答を英文で書く問題
(Eメールの返信と意見論述の英作文が1題ずつ)
リスニング会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う問題や、短いパッセージの内容に関する質問に答える問題

二次試験は面接形式のスピーキングテストで、課題文の音読やイラストについての質問、受験者自身の意見などを問う質問が出題されます。

英検準2級®に合格するためには、約2,600〜3,600語の語彙が求められるとされます。また、一次試験の合格点はCSEスコアで1,322点、二次試験の合格点はCSEスコアで406点です。

文部科学省では、高校卒業段階の英語力の達成目標を準2級〜2級としています。

英検®2級の試験内容と難易度

英検®2級は、高校卒業程度の英語力を評価する試験で、準2級と同じく、一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)に分かれています。

ただし、2級では読解の難易度が高まり、医療やテクノロジーといった専門的なテーマの英文読解も出題されます。

英検2級®に合格するためには、約5,100語の語彙が必要とされます。また、一次試験の合格基準はCSEスコアで1,520点、二次試験では460点です。

英検2級®は、大学入試での優遇措置や、就職活動時に英語力を証明するための有力な資格として活用できます。

英検®準1級の試験内容と難易度

英検®準1級は、大学中級程度の英語力を評価する試験です。

準2級や2級と同じく、筆記とリスニングを含む一次試験と、面接形式で行われるスピーキングテストの二次試験に分けられています。

一次試験と二次試験の形式も、準2級や2級と基本的に同じです。2級より一段階難易度が高く、エッセイ形式の実践的な英作文の問題が出題されます。

英検®準1級に合格するためには、約7,500〜9,000語の広範な語彙力が求められるとされます。また、一次試験での合格基準はCSEスコアで1,792点、二次試験では512点です。

準1級は英検®の中でも特に、「実用的な英語能力」を証明するものとして高い評価を受けています。

MARCH以上の偏差値の私立大学でも多くが優遇措置を設けているので、英語が得意で難関私立大学に合格したいなら準1級を目指すのもよいでしょう。

英検®以外にも!大学受験が有利になる英語外部検定と目指すべきスコア

英検®以外にも!大学受験が有利になる英語外部検定と目指すべきスコア

大学受験では、英検®以外にも取得することで受験を有利に進められる英語外部検定がいくつかあります。具体的には、次の3つが代表的な検定です。

  • TEAP
  • GTEC
  • IELTS

英検®を含め、それぞれの特徴や目指すべきスコアについて解説します。しっかりと理解し、志望校の受験対策に活かしましょう。

英検®

英検®(正式名称:実用英語技能検定)は、日本英語検定協会が主催する英語能力試験で、日本国内でも特に知名度が高い英語外部検定です。

1級から5級までの級別が設けられており、英語の初学者から上級者まで、それぞれのレベルに応じた挑戦が可能な体系であることが特徴です。

英検®は年間3回実施され、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能を総合的に評価します。

英検®では、受験級の合否の判定に加えて、英検®CSEスコア(0〜4,000点満点)が算出されます。

このCSEスコアを通じて、受験者は自分が目指す級の合格基準内での位置や、次の級へのステップアップに必要な点数のギャップの具体的な把握が可能です。

また、大学によっては取得級ではなくこのCSEスコアを参照することもあります。

多くの場合、大学入試において準2級以上の英検®取得は有利に働きます。特に準1級や1級は、高い英語力の証明となり、入試での加点や英語試験の免除などの優遇措置を受けられる可能性が高まります。

特に、慶應義塾大学の文学部では準1級以上であるCSEスコア2,500点以上でなければ利用できません。

また、MARCHや関関同立などの大学では、準1級や、2級の高CSEスコアを求めることが多いようです。

TEAP

TEAP(Test of English for Academic Purposes)は、上智大学と日本英語検定協会が共同で開発した英語の4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)を測定する試験です。

主に高校生を対象とした大学入試を想定して開発されました。

TEAPは「合否」を判断するテストではありません。現在の英語力を「スコア」および「バンド」でフィードバックします。

難易度の目安としては、英検®準2級〜準1級程度で、日本の高校生の英語を測定するのに最適なレベルとなっています。

大学受験でTEAPを活用する際の目指すべきスコアは、志望する大学や学部によりますが、一般的にはCEFRのB1〜B2(TEAP 210〜300点)を取っておくと有利に活用できるでしょう。

たとえば、早稲田大学文学部では、4技能の各スコアが65以上で総点のスコアが280以上の場合、「一般選抜(英語4技能テスト利用方式)」を受けられます。

この入試では、英語の試験は免除され、国語と地歴の合計点のみで合否が判定されます。

参考:早稲田大学:一般選抜概要

また、学習院大学の国際社会科学部では、総点210〜390のスコアをとっていると、「一般選抜(プラス試験)」において、スコアに応じて100〜150に換算されます。(2024年度入試の場合)

参考:令和6年度_学習院大学一般選抜募集要項

※CEFR(セファール)とは、英語をはじめとした外国語の習熟度や運用能力を測る国際的な指標のことで、ヨーロッパ圏を中心に世界中で活用されています。詳しくは後述します。

GTEC

GTEC(Global Test of English Communication)は、ベネッセコーポレーションとアメリカの語学教育企業ベルリッツ・インターナショナルが共同開発した英語検定試験です。

リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能を総合的に評価し、その結果を国際的に認められたCEFR基準で表示します。

GTECには、以下の3種類があり、大学入試で採用されているのは、「中学生・高校生向けのGTEC」です。

  • GTEC Junior
  • GTEC(中学生・高校生向け)
  • GTEC(大学生・社会人向け)

中高生向けのGTECには、検定版・アセスメント版・CBT版の3種類があります。さらに、検定版とアセスメント版は、Core・Basic・Advancedの3レベルに分かれています。

大学入試においてGTECを利用する場合、目標とすべきスコアは志望校や学部によって異なりますが、680以上とっておくと有利に活用できるでしょう。

たとえば、東京理科大学の理学部第二部を除く学部の一般選抜では、総合スコアが680以上の場合、スコアに応じて10〜22点が加算されます。(2024年度入試の場合)

参照:東京理科大学 一般選抜要項

また、早稲田大学の国際教養学部の一般選抜では、総合スコアが930以上の場合、スコアに応じて7〜30点が加算されます。

参考:早稲田大学 一般選抜概要

IELTS

IELTS(International English Language Testing System)は、世界で多くの受験者を集める英語運用能力試験です。毎年300万人以上が留学や海外移住の夢を叶えるために受験しています。

IELTSは、実生活で遭遇しやすい場面を想定した問題が多く、実践的なコミュニケーション力を測定するのが目的です。

「リーディング・ライティング・スピーキング・リスニング」の4つの技能から、受験者の英語運用能力を総合的に測定します。

大学入試では、志望校や学部によって異なりますが、IELTSスコア 4.0以上を獲得していると、入学選考で有利になることがあります。

たとえば、明治大学商学部では、IELTSスコア 4.0以上で「英語4技能試験利用方式」に出願可能です。

参照:明治大学:2025年度新課程入試情報

また、中央大学文学部(英語文学文化専攻を除く)では、IELTSスコア 4.0以上で「英語外部試験利用方式」に出願できます。(2024年度入試の場合)

参照:中央大学 一般選抜要項

高校受験の英検®に関するよくある質問

高校受験の英検®に関するよくある質問

最後に、大学受験の英検®に関するよくある質問とその回答をご紹介します。

  • 英検®はいつ取得するべき?
  • 英検®対策は塾や家庭教師を利用するべき?

それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

英検®はいつ取得するべき?

大学受験で利用する場合、英検®の取得時期は重要です。理想は、受験する高校の出願期間に間に合うよう、遅くとも高校3年生の夏までに目標とする級を取得しておくことです。

ただし、準備期間は個人差があるため、余裕を持って計画を立てることが大切です。早めに取り組み、確実に合格できるレベルまで学習を進めましょう。

一方で、有効期限切れにも注意しておかなければなりません。

英検®の成績自体に有効期限はありませんが、大学入試において英検®のスコアを利用する際は、各大学が定める有効期限が存在します。

多くの大学では、出願時から過去2年間の成績のみが利用を認められていますが、この期限は大学によって異なります。具体的な有効期限については、志望する大学の募集要項を確認しましょう。

英検®対策は塾や家庭教師を利用するべき?

英検®対策に塾や家庭教師を利用するかどうかは、受験者の学習スタイルや目標によって異なります。

自主学習が得意な人は、市販の問題集や参考書を使って独学で対策できるでしょう。

一方、自主学習ではモチベーションを維持するのが難しい方や、特定のレベルを短期間で合格したい方は、塾や家庭教師からの専門的なサポートを受けることが有効です。

特に、二次試験の面接対策は一人では難しいため、塾や家庭教師を活用すると良いでしょう。

塾や家庭教師では、試験の形式や傾向に精通した経験豊富な教師が効果的な学習方法を提供してくれます。これにより、試験本番に向けてスムーズに学習を進められ、目標達成までの時間を短縮できます。

特に家庭教師は、生徒の現在の英語力や目標に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを組めるため、弱点克服に重点を置いた指導が可能です。

トライのオンライン個別指導塾ではマンツーマンで英検®対策ができる

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英検®受験を検討している方は、トライのオンライン個別指導塾がおすすめです。生徒一人ひとりの理解度や受験する級に合わせ、長文読解・英作文・リスニングなど、幅広くサポートします。

英検®を徹底研究した学習プログラムを用い、豊富な過去問や予想問題集を解くことで、着実に合格へ導きます。

1対1のマンツーマン指導のため、苦手やつまずきの心配もありません。

英検®の試験に自信を持って臨みたい方や英語力を短期間で向上させたい方は、ぜひトライのオンライン個別指導塾を検討してみてください。

参照:高校生のオンライン個別指導プラン – トライのオンライン個別指導塾

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CEFRとは?

CEFRとは、ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)の略称で、外国語の能力を評価する国際的な基準です。

CEFRのレベルは大きく3つに分けられ、それぞれをさらに2段階に分けて合計6つのレベル(A1からC2)で評価します。

<各英語外部検定とCEFRの換算表>

CEFR各英語外部検定
英検TEAPGTECIELTS
CSEスコア
C28.5~9.0
C12600~32991級375~4001,350~1,4007.0~8.0
B22300~2599準1級309~3741,180~1,3495.5~6.5
B11950~22992級225~308930~1,1794.0~5.0
A21700~1949準2級135~224680~929
A11400~16993級260~679

英検®では、各級の合格者の英語力を CEFRのレベルに対応させており、これにより世界共通の基準で認識される英語力を保証しています。

CEFRを参考にすることで、自身の英語力を客観的に把握でき、目標設定やスキルアップに役立てられるでしょう。

まとめ

まとめ

本記事では、大学受験における英検®の優遇制度、英検®の難易度や試験概要、さらには英検®以外の大学受験で有利に働く英語外部検定について解説しました。

英検®の取得は大学受験で大きな武器になります。具体的には、英検®を取得することで以下のような優遇制度を利用できます。

  • 出願資格を満たす
  • 共通テストや個別試験で点数加点や換算がされる
  • 英語科目の試験が免除される

しかし、そのためには各大学の具体的な優遇制度を確認し、目標とする英検®の級を見据えた計画的な学習が欠かせません。

英検®の難易度は準2級から準1級レベルが高校生向けですが、二次試験の面接など、一人で対策するには難しい部分もあります。塾や家庭教師をうまく活用して、効率良く確実に合格できるよう準備を整えることが重要です。

着実に英語力を伸ばし、大学受験を有利に進めていきましょう。