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受験対策にも!帰国子女向けの塾の選び方とおすすめの指導形式を解説

受験対策にも!帰国子女向けの塾の選び方とおすすめの指導形式を解説

「海外生活を終えてもうすぐ帰国するので、受験に向けた準備を始めたい」
「日本に帰ったときに、日本の学校の授業についていけるかが不安」
「帰国子女には、どんな塾が向いているか知りたい」

現在海外にお住まいの方、または帰国してすぐの方の中には、子どもが日本の授業についていけるか不安に感じている方もいるのではないでしょうか。特に受験を控えている場合は早めに塾を選び、スケジュールに余裕をもって受験対策を進めたいですよね。

本記事では、帰国子女に合った塾を選ぶポイントや、帰国子女におすすめの指導形式を紹介します。

帰国子女に合った塾を選ぶ5つのポイント

帰国子女に合った塾を選ぶ5つのポイント

帰国子女が安心して学力を伸ばせる塾を選ぶポイントは、次の5つです。

  1. 帰国子女への理解がある教師が在籍しているか
  2. 目的・目標に合った授業を受けられるか
  3. 柔軟なカリキュラムで学習できるか
  4. サポート体制が充実しているか
  5. 状況に適した指導形式か

以下で詳しく解説します。

1.帰国子女への理解がある教師が在籍しているか

帰国子女は日本と異なる文化や学習環境で過ごしていることから、日本の同級生とは違う悩みや不安を抱えることがあります。

たとえば、日本の国語や理科、社会などは海外で学ぶ機会が少ないため、苦手意識がある子どもは少なくありません。また、海外と日本では教育カリキュラムも異なるため、学習内容のギャップに戸惑う子どもも多いでしょう。

そのため、塾を選ぶ際は「帰国子女への理解がある教師が在籍しているか」を確認することが大切です。中には、自身が帰国子女である教師や、海外在住歴のある生徒への指導実績が豊富な教師が在籍している塾もあります。

帰国子女への理解がある教師に担当してもらうことで、子どもの気持ちに寄り添った授業が受けられ、学習面はもちろん心理面でのサポートも期待できます。

2.目的・目標に合った授業を受けられるか

塾に行く目的は一人ひとり異なるため、自分の目的・目標に合った授業を受けられるか確認することも重要です。

「帰国子女入試の対策をしたい」「日本の入試形式に対応できる実力をつけたい」といった受験対策が目的であれば、帰国子女向けの受験対策を行っている塾が適しています。

一方「帰国に向けて学習の遅れを取り戻したい」「苦手科目・分野の克服がしたい」など、強化を目的としている場合は、学校の授業をサポートする補習塾が向いています。

塾選びをスムーズに進めるためにも、まずは目的・目標を明確にしておきましょう。

3.柔軟なカリキュラムで学習できるか

帰国子女が無理なく学べる環境を整えるためには、柔軟なカリキュラムで学習できる塾を選ぶことも欠かせないポイントです。

帰国子女の場合、海外在住期間や在住していた国、通っていた学校などによって学習範囲が大きく異なります。そのため、カリキュラムが固定されている塾ではなく、学習状況に合わせてカリキュラムを柔軟に組める塾がおすすめです。

4.サポート体制が充実しているか

帰国子女に対するサポート体制が整っているかどうかも確認しましょう。

受験校によっては、一定期間海外に在住していた経験がある生徒を対象とした「帰国子女入試」という選抜方法が採用されていることがあります。そのため、帰国子女入試に対するサポートが手厚い塾を選ぶことでスムーズな受験対策が可能です。

授業振替や教師交代の制度も要チェック

授業振替や教師交代に柔軟な塾を選ぶことで、より計画的に学習を進めることができます。

部活や習い事が忙しい、体調が優れないなど、毎週決まった時間に通塾できないこともあるでしょう。そのような時は、授業の振り替えにも柔軟に対応してくれる塾であれば、スケジュール調整がしやすくなります。

また、教師によって性格や指導スタイル、得意な教科などが異なるため、子どもとの相性が合わない可能性もあります。合わない教師と無理に学習を続けると子どもにストレスがかかり、学習のモチベーション低下に繋がりかねません。

その点、生徒の要望に応じて教師の交代が可能な塾なら相性の良い教師を見つけやすく、モチベーションを保ちながら学習を続けられます。教師の在籍人数が多いほど選択肢が広がり、相性の良い教師と出会いやすくなるでしょう。

トライのオンライン個別指導塾では専任の教育プランナー・教師が徹底サポート

トライのオンライン個別指導塾では専任の教育プランナー・教師が徹底サポート

参照:オンラインの個別指導ならトライのオンライン個別指導塾

トライのオンライン個別指導塾では、授業を行う教師だけでなく、正社員の教育プランナーも担当として一人ひとりに寄り添います。

授業はもちろん、学習の進め方や進路に関するサポートも受けられるため、海外在住歴が長い帰国子女も安心して学習できる環境が整っています。また、定期的な面談やLINEを通じていつでも相談が可能なため、お子さまだけでなく帰国子女の教育に不安を感じる保護者様もサポートします。

さらに、前日22時まで授業の振替が可能なため、部活や習い事が忙しくても無理なく受講できます。

また、トライには全国33万人※の教師が在籍しており、学習目的や学習ペースに合わせて教師を選べます。万が一教師との相性が良くない場合は何度でも無料で交代できるため、ストレスなく学習を続けられるのも魅力の一つです。

※講習会を受講している教師数(2024年3月31日時点。)

5.状況に適した指導形式か

集団指導や個別指導など、塾によって指導形式もさまざまです。そのため、現在の状況に合う指導形式の塾を選びましょう。

たとえば、海外から授業を受けたい場合や帰国間近の場合は、場所を選ばず授業を受けられるオンライン家庭教師が向いています。一方、すでに帰国しており、対面の授業を受けたい場合は、家庭教師や個別指導塾、集団塾などが適しているでしょう。

帰国子女におすすめの指導形式は?

帰国子女におすすめの指導形式は?

前項で、帰国子女に合う塾の選び方として「状況に応じた指導形式を採用しているか」というポイントをお伝えしました。ここでは帰国子女におすすめの指導形式について、さらに深掘りして紹介します。

  • 帰国子女には一人ひとりに合った指導を受けられる「個別指導」がおすすめ
  • 海外からでも授業を受けられるオンライン家庭教師は帰国子女に最適!

順番に詳しく解説します。

帰国子女には一人ひとりに合った授業を受けられる「個別指導」がおすすめ

帰国子女の場合、それぞれの状況や必要な学習などが大きく異なるため、一人ひとりに合った授業を受けられる個別指導がおすすめです。

集団指導の場合、一人の教師が多数の生徒に向けて一斉授業を行います。そのため、わからない部分があっても質問しにくい点がデメリットです。また、集団指導は塾側が用意したカリキュラムに沿って授業が進みます。自分と状況の異なる生徒と同時に授業を受けるため、すでに理解している部分をもう一度受けることになったり、授業についていけなくなったりする可能性もあるでしょう。

その点、個別指導は一人ひとりの目的や目標、習熟度などに合わせてカリキュラムを作成してもらえるため、効率良く学習を進められるのがメリットです。

なお、個別指導を受けられる指導形式としては、個別指導塾や家庭教師、オンライン家庭教師などがあります。

海外からでも授業を受けられるオンライン家庭教師は帰国子女に最適!

海外から授業を受けたい場合は、場所を選ばず授業を受けられるオンライン家庭教師が最適です。

オンライン家庭教師とは、インターネット上のビデオ通話を利用し、画面越しに授業を受けられる教育サービスです。Webカメラとマイクをつなげることで、教師と生徒がお互いの顔や手元を見ながらコミュニケーションがとれます。

通常の家庭教師は教師が生徒の自宅に訪問するため、海外在住の場合は授業を受けられません。一方、オンライン家庭教師なら、インターネット環境さえあれば海外にいても授業を受けられます。

トライのオンライン個別指導塾では「海外サポートコース」を提供

トライのオンライン個別指導塾では「海外サポートコース」を提供

参照:「海外サポートコース」トライのオンライン個別指導塾

トライのオンライン個別指導塾には海外サポートコースがあり、世界中のどの地域に住んでいても、一人ひとりに合わせたサポートが受けられます。

海外在住経験のある教師も多数在籍しているため、帰国子女特有の悩みや不安に寄り添った指導が可能です。

また、トライのオンライン指導塾は毎回同じ教師が授業を担当する完全マンツーマン授業だからこそ、生徒の得意分野・苦手分野を把握したうえで最適なペースで学習を進められます。カリキュラムや指導範囲も自由に決定できるため、効率良く成績アップを目指せます。

もちろん、帰国子女枠入試対策や国内一般入試対策などの受験対策も万全なため、中学受験・高校受験・大学受験を控えている方にもおすすめです。

【学年別】帰国子女入試に向けた対策ポイントと塾の活用法

【学年別】帰国子女入試に向けた対策ポイントと塾の活用法

帰国子女の受験には、一般受験生と同じ試験を受ける「一般枠」のほか、海外生活の経験を活かせる「帰国子女枠」があります。

  • 中学受験|受験校に特化した対策を早めに行う
  • 高校受験|得意教科で勝負できる高校を選択肢に入れる
  • 大学受験|自分の強みを生かせる入試形式を選ぶ

ここでは、中学受験・高校受験・大学受験における帰国子女入試の対策ポイントを紹介します。

中学受験|受験校に特化した対策を早めに行う

中学の帰国子女入試では、国語・算数の学力のほか、語学力や異文化理解力、日本語能力などが重視される傾向があります。学校ごとに必要な科目や出題傾向が大きく異なるため、志望校の過去問を参考に、受験校に特化した対策を早めに行いましょう。

帰国子女への指導実績が豊富な塾で最新の受験情報を入手するとともに、帰国子女入試に特化した授業を受けることがポイントです。

高校受験|得意教科で勝負できる高校を選択肢に入れる

高校の一般入試では英語・国語・数学・理科・社会の5教科が出題されますが、帰国生入試では理科・社会が免除されたり、一般入試よりも易しい問題が出題されたりする場合があります。海外で学ぶ機会が少ない理科や社会を苦手とする帰国子女の方にとって、3科目受験は有利に働く可能性があるでしょう。

なお、帰国子女入試では、筆記試験に加えて面接を行う高校も多いため、入念な面接対策が重要です。帰国子女入試の筆記試験対策や面接対策にも対応した塾を活用し、効率の良い志望校対策で合格を目指しましょう。

大学受験|自分の強みを生かせる入試形式を選ぶ

大学受験の帰国子女入試は、一定期間の海外在住経験があり、海外の教育課程で学んだ生徒が対象です。加えて、多くの大学で海外の高校を卒業見込みであることも条件とされています。選考方法は、主に書類審査や面接、学力試験などがあります。

また、形式もさまざまです。

  • 入試成績重視型:学力試験・小論文・面接などの試験結果を重視
  • 現地成績重視型:現地での学業成績・推薦状況を重視
  • 折衷型:現地成績と入試の試験の双方を重視 

受験を有利に進めるためにも帰国子女入試に関するノウハウが豊富な塾を活用し、自分に合った入試形式を選んだうえで対策を進めていきましょう。

まとめ

まとめ

帰国子女の学習範囲は、海外在住期間や在住していた国、現地で通っていた学校などにより大きく異なります。

塾選びのポイントは、下記の3つです。

  1. 生徒の状況や習熟度に応じた授業を受けられる個別指導がおすすめ
  2. オンライン家庭教師なら世界中どこにいても授業を受けられる
  3. 志望校選びから学習スケジュール作成、自宅学習までサポート体制が充実した塾なら安心

現在海外に在住している方には、インターネットを通じてどこでも授業を受けられるオンライン個別指導塾の活用がおすすめです。

トライのオンライン個別指導塾では、一人ひとりに合った授業が受けられる「海外サポートコース」を用意しています。志望校選びから学習計画の作成、受験までマンツーマンのサポートを受けたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。