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通信制高校を比較するポイントは?6つの選び方を解説

通信制高校を比較するポイントは?6つの選び方を解説

通信制高校への入学を検討している方の中には、以下のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

  • 「通信制高校はどのように選べばよい?」
  • 「通信制高校サポート校は何をしてくれる学校?」

全国には私立・公立合わせて約300校の通信制高校があります。学校によってさまざまな特色があるため、どの通信制高校を選んだらよいか悩む方も多いのではないでしょうか。

また、通信制高校と関連する「通信制高校サポート校」がどのようなものか、疑問を持つ方もいるでしょう。

本記事では、通信制高校を選ぶ際に比較すべき6つのポイントを解説します。通信制高校サポート校についても「トライ式高等学院」を例に紹介します。

通信制高校への入学・転学を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

通信制高校の選び方は?比較すべき6つのポイント

通信制高校の選び方は?比較すべき6つのポイント

通信制高校を選ぶ際は、以下のポイントを基準に比較検討しましょう。

  1. 私立か公立か
  2. 学校は無理なく通学できる距離か
  3. 受講スタイルが合っているか
  4. サポート体制が充実しているか
  5. 進路に合った学習ができるか
  6. 学校の校風や教育方針が合っているか

それぞれ詳しく解説します。

1.私立か公立か

通信制高校を選ぶ際、私立・公立のどちらにするかは重要な判断ポイントです。私立と公立では、学費が大きく異なります。

学費は履修する単位数によっても変わりますが、初年度の場合、私立では約30〜70万円ほど必要である一方、公立では1年間の学費が3〜5万円程度です。

私立の通信制高校では、選ぶコースや登校回数によっても学費が変わります。

私立・公立の通信制高校における、学費以外の違いは以下のとおりです。

私立公立
勉強方法理解度に合わせた指導を実施する学校もある中学校卒業程度の学力がある前提で勉強を進める
登校日希望に合わせて調整できることが多い学校で決められている
カリキュラム専門科目や資格取得のコースもある5教科(国数社理英)中心となっている

私立のほうが、公立に比べて自由度が高い傾向にあります。

学費も重要ですが、無理なく通い続けられるか、希望する進路に合っているかなども併せて検討しましょう。

2.学校は無理なく通学できる距離か

通信制高校の学習方法は、自宅学習が基本です。しかし、単位取得のためには、登校して教師から直接指導を受ける「スクーリング」も必要になります。

そのため、通信制高校を選ぶ際は、スクーリングの際に無理なく通学できる距離かを確認しましょう。

通信制高校は、入学できる範囲によって「広域通信制高校」「狭域通信制高校」の2つに分かれています。主な特徴は以下のとおりです。

広域通信制高校狭域通信制高校
3都道府県以上の地域から入学できる
(各地に分校・協力校などがある)
入学できる地域がその高校の所在する都道府県
(+隣の1都道府県)に限られている

広域通信制高校は私立に多く、公立の通信制高校のほとんどは狭域通信制高校です。

通信制高校は登校回数が少ないとはいえ、距離が遠すぎると通学が負担になることがあります。そのため、学校までの通学方法や通いやすさなどを事前に確認しておきましょう。

3.受講スタイルが合っているか

通信制高校は、学校によって登校回数や学習方法が異なります。子どもの学力や学習ペースに合った受講スタイルの通信制高校を選びましょう。

私立の場合、全日制高校と同じように週5日登校できる学校もあれば、年間3〜5日程度の登校で単位を取得できるところもあります。

公立の通信制高校では、登校回数は週1〜2回程度が一般的です。

通信制高校における学習方法は、主に以下の3つです。

受講スタイル特徴
在宅型・基本の学習スタイル
・自宅でレポートを作成し学校に提出
通学型・希望の登校日数で通学
・対面での集団授業に参加
ネット型・ネット上で授業に参加しレポートを提出
・年数回のスクーリングも必要

学力に自信がなく、計画的に勉強を進めるのが難しい場合は、登校によって学習リズムを整えられる通学型がおすすめです。

一方で「集団生活が苦手」「自分のペースで学習したい」という場合は、ネット型を選ぶとよいでしょう。

ただし、すべての通信制高校で好きな受講スタイルを選べるわけではありません。学校ごとに違いがあるため、公式Webサイトやパンフレットなどで確認してみてください。

4.サポート体制が充実しているか

通信制高校を選ぶ際は、サポート体制が充実しているかも確認しましょう。

通信制高校での勉強についていけるか不安な場合でも、サポート体制が整っていれば安心して卒業を目指せます

通信制高校で実際に行われているサポートとしては、以下の内容が挙げられます。

  • 個別指導によるレポート提出のサポート
  • 小・中学校の学習範囲の学び直し
  • 専門家のカウンセリング

通信制高校のレポートは、穴埋めなどの形式の問題集を解いて提出する課題です。

レポート提出は単位の取得に不可欠ですが、基本的に自宅で取り組むことが多く、自分の力で取り組むのが難しい場合もあるでしょう。

そのような場合でも、マンツーマンでレポートの内容に関する個別指導を受けられると、学習内容の理解を深められ、無理なく単位を取得できます。

また、通信制高校に入学する生徒には「中学卒業からブランクがある」「過去に不登校を経験した」などのケースもあります。

こうしたケースでも、サポート体制が充実している学校であれば、生徒の背景に合わせて、小・中学校の学習範囲の学び直しも可能です。

カウンセラーが常駐している学校では、生徒や保護者に対して精神面でのサポートも提供しています。

通信制高校を選ぶ際は、こうしたサポート体制が整っている学校を候補としましょう。

通信制高校サポート校を利用するのも◎

単位取得や卒業に向けてサポート体制を充実させたい場合は、通信制高校サポート校を利用するのもおすすめです。

「通信制高校サポート校」とは、通信制高校を3年間で卒業できるように、学習面や精神面など、あらゆる角度から生徒をサポートする教育機関のことです。

生徒一人ひとりに合わせて細やかな指導を行うため、レポート作成やテスト対策もスムーズに進められます。

サポート校にもよりますが、通学が難しい生徒に対しては「オンライン授業」「講師の自宅訪問」も可能です。

通信制高校では独学で勉強を進めなければならず、途中で挫折したり卒業までに何年もかかってしまったりする可能性があります。

そこで、通信制高校サポート校を利用することで、単位を落とさず3年での卒業を目指せるでしょう。

5.進路に合った学習ができるか

通信制高校には、大学進学や資格取得、専門分野の学習など、学校ごとに多様なコースが設けられています。

そのため、進路に合った学習ができる通信制高校を選ぶとよいでしょう。

一般的に、公立よりも私立の通信制高校のほうがコースの種類が豊富です。

どのコースにするか迷う場合は、興味のある分野や将来の目標を明確にしてから選択肢を絞りましょう。

「大学に進学するのか」「どのような仕事がしたいのか」など、高校卒業後のプランも視野に入れると、検討しやすくなります

6.学校の校風や教育方針が合っているか

通信制高校を選ぶ際は、学校の校風や教育方針が合っているかも重要なポイントです。

サポート体制やコースが充実していても、学校の雰囲気や方針が合わなければ、通い続けるのが苦痛になってしまいます。

登校回数が少ないとはいえ、学校との相性は卒業を目指す上でのモチベーションを左右するため、慎重に選びましょう。

学校の校風や教育方針を確かめる方法は、主に以下の4つです。

  • 学校説明会
  • オープンキャンパス
  • 公式Webサイト
  • 学校のパンフレット

学校説明会とオープンキャンパスでは学校に直接行けるため、実際の雰囲気を知ることができる機会です。

また、公式Webサイトやパンフレットでは、学校の教育方針を確認できます。

詳細を知りたい場合は、学校説明会やオープンキャンパスの際に「何に力を入れて指導しているのか」を学校側に質問してもよいでしょう。

トライ式高等学院は豊富な指導ノウハウと実績を持つ通信制高校サポート校

トライ式高等学院は豊富な指導ノウハウと実績を持つ通信制高校サポート校

通信制高校を選ぶ際は、同時に「通信制高校サポート校」の利用も検討しましょう

通信制高校に併せて通信制高校サポート校も利用することで、最短ルートでの卒業を実現できます。

ここからは、通信制高校サポート校の「トライ式高等学院」で実際に行っているサポート内容を紹介します。

「トライ式高等学院」とは、トライグループが運営する通信制高校サポート校です。

豊富な指導ノウハウを生かし、勉強や通学に不安のある方でも、無理なく自分のペースで卒業を目指せるようにサポートします。

通信制高校の卒業を支援する学びの場として、ぜひ利用を検討してみてください。

高校卒業サポートはもちろん大学受験まで徹底サポート

トライ式高等学院では、通信制高校の卒業だけでなく、大学受験まで徹底サポートします。

文部科学省の「学校基本調査」によると、一般的な通信制高校の大学進学率は24.1%程度です。

参照:学校基本調査 / 令和5年度 初等中等教育機関・専修学校・各種学校 卒業後の状況調査 卒業後の状況調査票(高等学校 通信制)

一方、トライ式高等学院の令和5年度入試における大学進学率は69.7%です。難関国公立・私立大学などに2,044名が合格しています。

参照:オープンキャンパス受付中!不登校からの大学進学を目指すならトライ|通信制高校・サポート校のトライ式高等学院

つまり、通信制高校に合わせてサポート校を利用すれば、志望大学への合格は十分に実現可能です。

トライ式高等学院には指導実績や合格実績が豊富なプロ講師や、医学部受験・難関大受験の専門チームが在籍しています。

また、一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜すべての受験形式に対応しています。

状況に合わせてコース・受講スタイルを選べる

トライ式高等学院では、状況に合わせてコース・受講スタイルの選択が可能です。

コースについては「特進科」「普通科」の2種類から、希望する進路に合ったものを選べます。特進科・普通科の特徴や主な指導方法は以下のとおりです。

特進科普通科
向いている人大学進学を目指す人通信制高校の卒業を目指す人
指導方法受験対策専門のプロ講師による個別指導専任の講師による個別指導
サポート内容・オーダーメイドのカリキュラムを作成
・難関大に精通した専門コンシェルジュのサポート
・小・中学校の教科書を使った授業も可能
・語学・芸術・資格・技術など、専門分野に関する授業も実施
参照:通信制高校で大学進学丨通信制高校・サポート校のトライ式高等学院

トライ式高等学院では、コースの途中変更にも対応しています。

受講スタイルについても、トライ式高等学院であれば「通学」「在宅」「オンライン」から自分に合ったものを選び、いつでも切り替えることができます。

どの受講スタイルでも個別指導を受けられるため、キャンパスへの通いやすさや、勉強に集中しやすい環境などから選びましょう。

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参加自由なサークル活動や部活動が充実

トライ式高等学院は、全国123ヵ所のキャンパスごとにサークル活動や部活動があり、参加も自由です。

通信制高校にも学校行事や部活動はありますが「高校に気の合う人がいない」「もっといろいろな人と交流したい」と感じる人もいるでしょう。

トライ式高等学院にはサークル活動や部活動があるほか、オンラインでのイベントも実施しているため、全国から気の合う友達を見つけて交流を深められます

各種イベントへの参加は基本的に自由です。生活スタイルや体調に合わせて参加し、友達との思い出をたくさん作りましょう。

「トライ式不登校解決サポート」で根本的な不登校解決へ

トライ式高等学院が過去に不登校の経験がある生徒向けに実施しているのが「トライ式不登校解決サポート」です。

卒業率99.2%を誇るトライ式高等学院が、不登校解決に向けて徹底サポートします。

トライ式不登校解決サポートには「自宅型」と「通学型」の2種類があります。キャンパスへの通学が難しい場合は、自宅型である「在宅コース」がおすすめです。

在宅コースでは、カウンセラーが週1〜4日訪問し、自宅でカウンセリングを実施します。ドア越しの語りかけや置き手紙によるコミュニケーションも可能です。

その後、生徒さまの状況に応じて講師が自宅で個別授業を行ったり、徐々に登校日数を増やしたりします。

学校生活に慣れ、学力にも自信がついてきたら、進路目標を具体的に設定して対策を進めるため安心です。

不登校になる背景や原因はさまざま。お子さま一人ひとりのペースに合わせ、根本的な不登校解決を目指しながら、卒業や進学に向けて学習できるようにサポートします。

対面授業が難しい場合は、オンラインも対応可能です。保護者のサポートも行っているため、お気軽にご相談ください。

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通信制高校に関するよくある質問

通信制高校に関するよくある質問

通信制高校に関するよくある質問を2つ紹介します。

Q.通信制高校の学費目安は?
Q.通信制高校から大学進学は可能?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Q.通信制高校の学費目安は?

通信制高校の学費目安は以下のとおりです。

初年度でかかる通信制高校の学費の目安(年間25単位履修した場合)

費用の種類私立公立
入学金20,000〜50,000円400〜500円
授業料150,000〜300,000円
(1単位6,000〜12,000円)
7,500〜17,500円
(1単位300〜700円)
授業料以外にかかる費用
(教科書代や施設費など)
50,000〜300,000円20,000〜30,000円

私立の通信制高校は学費が高い傾向にありますが「高等学校等就学支援金制度」を利用することで、授業料を安く抑えられます。

「高等学校等就学支援金制度」とは、年収910万円未満世帯を対象に、授業料に相当する金額を給付する制度です。

世帯年収が590万円未満であれば、1単位あたり最大12,030円の給付を受けられます。詳しくは文部科学省のホームページをご覧ください。

参照:高等学校等就学支援金制度に関するQ&A:文部科学省

Q.通信制高校から大学進学は可能?

通信制高校からでも大学進学は可能です。ただし、通信制高校の大学進学率は低い傾向にあり、学校によっては受験対策を行うのが難しい場合もあります。

通信制高校から大学進学を目指したい方は「大学進学コース」がある学校を選びましょう。通信制高校サポート校や、予備校の利用もおすすめです。

大学進学に向けて学校を選ぶ際は、志望大学への合格実績があるかも確認しましょう。

志望大学に合わせたカリキュラムを組み、併願校も併せた受験戦略をサポートする体制が整っていると安心です。

まとめ

まとめ

この記事では、通信制高校を選ぶ際に比較すべき6つのポイントや、通信制高校サポート校である「トライ式高等学院」の取り組みを紹介しました。

通信制高校を選ぶ際の比較ポイントは、以下の6つです。

  1. 私立か公立か
  2. 学校は無理なく通学できる距離か
  3. 受講スタイルが合っているか
  4. サポート体制が充実しているか
  5. 進路に合った学習ができるか
  6. 学校の校風や教育方針が合っているか

「きちんと卒業できるか不安」「通信制高校から大学に進学したい」という方は、通信制高校サポート校の利用も検討しましょう。

トライ式高等学院では、高校卒業や大学合格を目指す生徒に対し、専任制のマンツーマン指導を行っています

生徒一人ひとりの状況に合わせ、卒業後のライフプランも見据えたうえであらゆる側面からのサポートが可能です。

ぜひ本記事を参考に、安心して卒業を目指せる通信制高校を選びましょう。