2025/04/16

​​京進トップシグマで偏差値が上がらない原因とは?中学受験に向けての対策を解説

京進トップシグマは、関西を中心に展開されている学習塾です。関西エリアの難関中学校への合格実績が高く、最難関レベルと言われている洛南高附属中学に例年多くの合格者を出しています。指導力の強さが特徴の京進トップシグマですが、お子さまの成績や偏差値がなかなか上がらず頭を抱えている方もいらっしゃることでしょう。当記事では偏差値が上がらない原因を考え、その対策を紹介していきます。​

​​京進トップシグマの学習の​​特徴


​​京進トップシグマは、京都府・滋賀県を中心に展開している中学受験専門の進学塾です。特に滋賀県内の公立中高一貫校の合格実績に強みを持っています。ここでは、そんな京進トップシグマが実践する独自の学習法や、成績を伸ばすための工夫について紹介していきます。

​​達成体験を積み重ねる「スモールステップ法」を実施​

​​京進トップシグマの中学受験コースでは、小さな達成体験を積み重ねる「スモールステップ法」と、繰り返し復習して学んだことを定着させる「週実テスト」でお子さまたちの学習意欲を引き出しています。

​​また、脳科学理論に基づいて学習を最大化できる、オリジナルの「リーチング学習手帳」を用いて学習が進められています。このリーチング学習手帳は「観念行動を喚起するドリームツリー」「やる気を維持するスモールステップ法」「段取り力と振り返り力を鍛える学習ダイアリー」の3つで構成されており、科学的に証明されている脳科学の効果を取り入れた京進トップシグマオリジナルの手帳です。​

​​「わかる」を「できる」に変える循環発展学習法


​​循環発展学習法とは、通常の「まとめの週(およそ5週に1週)」と、長期休みなどの時に開かれる特別講習によって、「すでに習った範囲の発展的内容を扱うことで学力を高める」京進トップシグマオリジナルの学習法です。学習の基本である“復習”を重視したもので、一定期間学習を進めたあと、その範囲の発展的な復習に取り組む“らせん状”スタイルで学習内容をレベルアップさせていくカリキュラムになっています。​

​​本番の入試までに何度も繰り返すことで学力を確実に定着させ、万が一曖昧になっていたり、わからなくなったりしているようであれば、大きく戻って重点ポイントを確認していきます。​

​​京進トップシグマで偏差値が上がらない​​原因


​​京進トップシグマで偏差値が上がらない原因を見ていきましょう。​

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算数に苦手意識を持ってしまっている​

​​中学受験において、算数は合格・不合格を左右する非常に大事な科目です。ただ計算できれば良いだけでなく、読解して応用するスキルが強く求められています。わからないところをそのままにしておくと、どんどん疑問点が膨れ上がり、理解を取り戻すのが困難です。京進トップシグマには毎週行われる「週実テスト」があるので、つまずいたところは二度と間違えないようにし、しっかりと自分の力にしていくことが大切です。​

​​四谷大塚の教材をベースにしており、難易度が高め


​​京進トップシグマでは、四谷大塚のテキストを使用したカリキュラムが採用されています。この教材は中学受験において非常に評価の高いものですが、全体的に難易度が高く、応用力や読解力を求められる問題が多く含まれています。​

​​そのため、基礎が十分に身についていない段階で授業が進むと、内容についていけずに苦手意識が強くなったり、理解の浅いまま単元が過ぎてしまったりすることがあります。特に算数では、前の単元の理解が次の単元に直結するため、ひとつのつまずきが大きな学力差となって表れやすいのです。教材の質が高いぶん、しっかりと自宅での復習やフォロー体制を整えて学習を進めていくことが求められます。​

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試験本番の雰囲気に飲まれて実力を発揮できない


​​京進トップシグマでは年に5回、統一テストを実施しています。統一テストは学年別に全クラスを対象に行われる試験で、お子さま一人ひとりの志望校合格判定データを得ることができます。テストの出題範囲はすでに習った内容すべてなので、お子さまの理解力を確かめるためにもベストな試験です。​

​​また、2ヶ月に1回のペースで合格判定テストが行われ、偏差値を把握できます。偏差値がなかなか上がらないとお悩みのお子さまは、もしかしたら試験の雰囲気に圧倒され、実力を出し切れていないのかもしれません。受験本番はひとりでの戦いになるので、なるべく本番さながらの雰囲気を体験し、緊張感あふれる空気に早めに慣れておくことが大切でしょう。​

​​勉強以外に気になることがある​

​​京進トップシグマの授業は担任制&適正人数制で、19時には授業が完了するスケジュールになっています。そこには【自宅学習における宿題の時間を確保してほしい】との願いが込められていますが、小学生のお子さまにとってはテレビやゲームなど誘惑と戦う時間となってしまいがちです。特に休日などは、平日に頑張った分だけゴロゴロと時間を無駄にしてしまうことも多々あります。休むことももちろん大切ですが、オンとオフのメリハリをつけながら勉強を行わなくては偏差値アップがいつまで経っても望めません。​

​​京進トップシグマで偏差値を上げる対策​

京進トップシグマで偏差値を上げるための対策はあるのでしょうか。ひとつずつ確認していきましょう。​

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京進フォローアップWEBで苦手を克服する​

​​京進トップシグマでは、一人一台のタブレット端末を活用しながら授業が進められています。宿題の提出状況や学習状況を保護者様が把握するのにも役立てられるほか、各授業の単元の解説動画「京進フォローアップWEB」を見ることもできます。こちらは授業の要点を1単元およそ20分でポイント解説するもので、自宅のパソコンやタブレットで学ぶことが可能です。​

​​図形やグラフも豊富に取り入れられているので視覚的にもわかりやすく、定期テスト前の復習にも活用できます。京進トップシグマにお通いで偏差値が上がらず悩んでいるお子さまは、授業前後にフォローアップWEBの動画で学習してみてはいかがでしょう。​

​​京進式算数メソッドを自分のものにする​

​​前述の通り、中学受験において算数の得点は大きな割合を占めます。京進トップシグマでは少しでも算数を得意に導けるよう、段階的に理解を深めるためのオリジナル学習法を導入しています。​

​​授業での理解に加え、副教材やフォローアップ動画、定期的なテストを組み合わせることで、学習内容の定着を図る仕組みが構築されています。こうした流れを活用して地道に取り組むことで、徐々に「わかる」から「解ける」へとつなげていくことが可能です。​

​​まずは基本に立ち返り、与えられた教材やサポートツールを一つひとつ丁寧に活用することが、算数の苦手意識を克服する近道となるでしょう。

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特別講座でレベルアップを図る


​​京進トップシグマでは、志望校別に受けられる特訓授業が充実しています。以下のような特別講座が用意されているので、偏差値が伸び悩んでいる場合はお子さまの志望校に合わせて選択してみてはいかがでしょうか。受講には成績基準が必要な講座もあるので、まずは特別講座が受けられるレベルに達することを身近なゴールにおくのも良いでしょう。

​​学年別の特訓授業を受ける​

​​京進トップシグマでは、受験時期に合わせた学年別の特訓講座が複数用意されています。日曜特訓、最高水準算数特訓、算数強化合宿、正月特訓など、目的やタイミングに応じて参加できる講座があり、通常の授業とは異なる切り口で実力を養う機会となります。​

​​偏差値が伸び悩んでいる場合でも、こうした特別講座を活用することで、苦手分野を集中的に対策したり、応用力や入試本番への対応力を強化したりすることが可能です。​

​​講座によっては成績基準が設けられているため、まずはそこに参加できるレベルを目標にするという使い方も効果的でしょう。​

​​成績が停滞したときに保護者様ができること

​​塾と連携して状況を把握する


​​成績が伸び悩んでいるときこそ、塾の講師や教室長との連携が重要です。京進トップシグマでは、授業だけでなく週実テストや各種面談などを通じて、お子さまの理解度や課題を把握する機会が用意されています。​

​​これらを活用し、保護者様からもお子さまの家庭での様子や不安な点を共有することで、より的確なサポートが受けられるようになるでしょう。

​​個別指導を利用する


​​京進トップシグマではさまざまな工夫がなされていますが、授業はあくまでも集団指導が中心のため、つまずいたポイントがそのままになってしまうケースもあります。​

​​とくに、学習単元の理解が浅いまま次に進んでしまうと、学力の定着が不十分になり、偏差値アップに結びつかないこともあるでしょう。​

​​もし、特定の科目や単元に苦手意識がある場合には、個別指導塾や家庭教師を併用するのも一つの方法です。個別指導であれば、お子さまの理解度に合わせて丁寧に教えてもらえるため、苦手の克服がしやすくなります。​

​​まとめ


​​京進トップシグマでの偏差値アップについて、まとめました。京進トップシグマで偏差値が上がらない原因としては、算数への苦手意識、試験本番での緊張、自宅学習のペース管理、そして教材レベルの高さなど、さまざまな要素が考えられます。​

​​しかし、こうした課題に対しては具体的な対策も用意されています。フォローアップWEBの活用や、京進式算数メソッドによる学習サイクル、志望校別の特別講座など、京進トップシグマならではの仕組みをうまく活用することで、着実な学力向上を目指すことが可能です。​

​​偏差値が上がらないとお子さま本人はもちろん、保護者様も焦​り​がちです。偏差値のアップダウンは受験にはつきものなので、一喜一憂することなく、冷静に成績を把握できるとよいかもしれません。それでも、京進トップシグマの指導だけではフォローしきれない場合や、お子さまに合った勉強法が見つかっていないと感じる場合には、個別指導を選択するのも一つの方法です。お子さまに合った勉強法で、しっかりと偏差値を上げていけるといいですね。

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