2024/12/06
2025/04/02

総合型選抜(AO入試)の早稲田塾の合格率はどれくらい?合格率を高めるためにできることは?

「総合型選抜の早稲田塾の合格率はどれくらいなのだろう」と気になっている方は多いでしょう。事前に早稲田塾の合格率を把握しておけばどれくらい実績のある学習塾かが理解できるため、入塾する適切な判断がしやすくなります。

この記事では、早稲田塾の総合型選抜の基本情報をはじめ、合格率や、合格実績などについて解説しています。総合型選抜で合格したい方は、本記事を参考にしてください。

総合型選抜(AO入試)の早稲田塾の合格率

早稲田塾の総合型選抜の合格率について、3つの視点で紹介します。

  • 早稲田塾の基本情報
  • 過去の合格率の実績
  • ほかの塾と比較した合格実績

早稲田塾の基本情報

早稲田塾は、私大の総合型選抜(AO入試)合格実績No.1の大学受験専門の学習塾です。生徒同士での討論を通して将来の目標を明確にし、面接で必要な表現力を培えます。オンライン指導にも対応しているため、自宅にいながら書類や論文、面接などの対策が可能です。

過去の合格率の実績

総合型選抜の早稲田塾の現役での合格実績は、以下の表を参考にしてください。(2024年)

大学名・学部名・試験名 合格者数 去年と比較してどれくらい合格者が増加したか 占有率
慶應義塾大学(環境情報学部・総合政策学部) 夏秋AO 96名 +17名 30.6%
慶應義塾大学(法学部) FIT試験 47名 22.0%
早稲田大学(政治経済学部) グローバル入試 7名 +5名 14.0%
早稲田大学(人間科学部) FACT選抜 11名 +5名
上智大学 カトリック学校対象特別入学試験 21名 +3名  

上智大学 海外就学経験者入学試験 7名 +3名
上智大学 国際教養学部入学試験 4月入学Ⅰ期 7名 +1名  

国際基督教大学 総合選抜 14名 +8名
国際基督教大学 4月入学帰国生選抜 14名 +8名
参照:早稲田塾|2024年度合格実績|総合型選抜

早稲田塾では、2024年にすべての私立大学の総合型選抜(AO入試)で1,626名が現役合格しています。(※内部進学を除いた実績)

早稲田塾の総合型選抜(AO入試)の合格メソッド

早稲田塾の総合型選抜の合格メソッドとして、以下の6つが挙げられます。

  • 進路発見指導に基づいた出願資料対策
  • 必修の論文系カリキュラム
  • 英語4技能資格試験系講座の実施
  • 東進講座にて基礎学力から応用学力を習得
  • 未来発見プログラム

早稲田塾の総合型選抜の合格率が高い理由を把握し、自分に合った対策ができるかどうかを考えてみましょう。

進路発見指導に基づいた出願資料対策

早稲田塾の総合型選抜の特別指導では、進路発見指導に基づく出願資料対策をしています。出願資料対策では、受講生が目的を持って生きる力を養えるように指導しているため、大学での専攻や将来像を具体的にデザインしやすいです。

総合型選抜では、それぞれの大学が求める人物像に一致する生徒を集めています。大学受験に合格するためには、志望大学が目指している人物像に近づくことが大切です。そのために早稲田塾では出願資料を作成する際に、社会で何を実現したいのかを明確にし、志望理由書で必要な表現力の強化に努めています。

必修の論文系カリキュラム

早稲田塾の総合型選抜の合格率が高い理由の一つに、必修の論文系カリキュラムが挙げられます。文章力は全ての学力の基礎となる重要な能力であり、文章力を磨けば論理的思考力が高まります。

早稲田塾では、受講生の論文に対して講師が丁寧に講評した後に、論文を受講生同士で評価し合い、得た課題をもとに再執筆します。そのため、自分の文章力の改善点を見つけるきっかけとなり、文章力を高めることが可能です。

総合型選抜で必要な「聞く・読む・話す・書く」力を試されるため、論文系カリキュラムを通じた強化が期待されます。

英語4技能資格試験系講座の実施

早稲田塾では、英語4技能資格試験系講座を実施しています。実は、多くの大学の総合型選抜で英語資格を出願条件や判定基準に活用しています。英語資格を取得しておけば試験で有利になりやすく、現役合格できる可能性が広がるでしょう。

早稲田塾では、それぞれの英語試験の出題傾向と豊富な知識がある英語講師からの指導によって、インプットとアウトプットをすることが可能です。高い英語力を習得するためには、知識と論理的思考力を同時に習得しておかなければなりません。

早稲田塾では、受講生同士の英語によるグループワークや討論を通して論理的思考力を鍛えられます。早いタイミングから適切な対策をして高校1年生のうちにCEFR-B1(英検®2級相当)、高校2年生のうちにCFR-B2(英検®準1級相当)を目指しています。

東進講座にて基礎学力から応用学力を習得

早稲田塾では、総合型選抜を目指す受講生に向けたカリキュラムが組まれています。しかし、諸事情で総合型選抜の受験が困難になった場合、一般選抜で受験ができるように東進講座での対策も可能です。

東進講座は東大合格者数が全国トップで知られているため、必要な学力を身につけることが可能です。短期間で集中的に授業を詰め込み1.5倍速で授業を流すことで、1年かかる授業が2週間から1ヶ月で修了できます。

高校生がつまずきやすいポイントを熟知している講師からの講義を受けられるため、どのように考えればよいのかが理解しやすいです。毎回授業後には確認テストがあって知識の定着につながるため、学力向上がしやすくなります。

未来発見プログラム

早稲田塾では、未来発見プログラムが受講できます。さまざまな分野で活躍している著名人を呼んで、国際開発援助や福祉、経済学などのグローバルな課題を解決するために頭を使い、課題解決能力の習得につなげることが可能です。

例えば「竹中平蔵 世界塾」では、講義・討論・発表などを通して英語力や国際的な視野を持つマインドを養えます。ほかにも、慶應義塾大学の教授から最先端科学を学んだり、現役アナウンサーから伝える力を学んだりと、論理的思考力を習得するためのプログラムが盛りだくさんです。

未来発見プログラムは、受講生が自分にとって適切な進路を見つけるためのカリキュラムです。自分が将来どんな仕事につきたいかが明確になっていない方が対象になります。

総合型選抜(AO入試)の合格率を上げるためにできることは?

総合型選抜の合格率を高めたい場合は、3つの視点で塾を選ぶことをおすすめします。

  • 自分に合った塾を見つけるべく情報収集をする
  • 相性の良い塾を選ぶ
  • 目指している学校に合った対策をしている塾を選ぶ

合格率を上げるためにできることを把握しておけば、大学受験に成功しやすくなるでしょう。それぞれの方法を実践し、大学受験に合格しやすいような対策をしっかり行いましょう。

情報収集をする

総合型選抜の合格率を上げるためには、どんな学習塾がどのようなカリキュラムを用意しているのかを情報収集する必要があります。情報収集せず安易に塾選びをすると、自分に合わない学習環境に身を置くことになってしまうためです。

総合型選抜の合格率を高めたいのであれば、相性の良い塾選びが大切です。専用のカリキュラムを用意している学習塾は数多く存在しているため、それぞれの特徴を把握した上で塾選びをしないと後悔する恐れがあります。

相性の良い塾選びをする

早稲田塾は主に集団授業が多く、集団の中で自分の意見をまとめることが得意なお子さまに適しています。一方で、一人ひとりに合わせた受験プランを詳しく相談したいという方は、マンツーマン指導が主軸になっている塾を選ぶべきでしょう。

目指している学校に合った対策をしている塾を選ぶ

総合型選抜の合格率を高めたいのであれば、対象とする学校の個別の対策が必要です。様々な対策を包括的に学ぶことができる集団塾と比較すると、個別指導のほうが、個別対策に時間を割くことができ、合格率を上げられるといって良いでしょう。

まとめ

総合型選抜での早稲田塾は、慶應義塾大学や早稲田大学の合格者を出すといった合格実績が豊富な学習塾です。進路発見指導に基づいた出願資料対策や英語4技能資格試験系講座、未来発見プログラムなど合格率を高めるカリキュラムが用意されているためです。

総合型選抜の合格率を上げるためには、学習塾の情報収集や相性の良い塾選び、適切な学習習慣の習得などを心がける必要があります。集団塾が合わない方には、より丁寧に一人ひとりと向き合った指導ができる、個別指導という選択肢もあります。本記事で紹介した内容を参考にしていただき、自分にあった学習塾選びの一助としていただけましたら幸いです。

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