上智大学 文学部 史学科のアドミッションポリシー
歴史学は「過去を学ぶことによって、現在を深く理解し、未来への指針を獲得する」学問です。それに向いている資質を持った以下のような学生を受け入れます。
1. さまざまな社会事象やその歴史的背景について、幅広い関心と知識欲を持っていること。
2. ありきたりの解説に満足せず、自分の頭で考え問題点を発見しようとする主体性を持っていること。
3. 史料の記述とねばり強く対話し、客観的に読解できるような忍耐力、文脈を把握する論理的な思考力を持っていること。
4. 自らの主張を理論的に組み立て、他者に分かりやすく提示できる表現力を持っていること。
上智大学 文学部のアドミッションポリシー
本学部は、人間性の探究および人文教養の各領域について深く幅広い関心と動機づけを持つ学生が、学科を選択して入学し、自発的かつ積極的な態度で学業に研鑽することを期待します。そこで、次のような学生を受け入れます。
1. 人文教養を主体的に探究しようとする意欲と、学業への誠実な態度を持っている。
2. 志望する個別の専門分野について具体的な関心を持っている。
3. ものごとを批判的に考え、自らの意見を明確に表現するための基礎的なスキルを身につけている。
4. 大学での学修に必要とされる基礎的な教養、知識、語学能力を備えている。
上智大学のアドミッションポリシー
上智大学は、カトリシズムの精神を基盤に、次の4つを柱とする人材養成を教育の目標としており、それらを高めたいと望む学生を受け入れます。
キリスト教ヒューマニズム精神の涵養
本学の建学の理念であるキリスト教ヒューマニズムに触れてこれを理解すること、他者や社会に奉仕する中で自己の人格を陶冶すること、真理の探究と真の自由を得るために自らを高めること。
他者に仕えるリーダーシップの涵養
他者のために、他者とともに生きる精神-”For Others, With Others”-を育むこと、社会から受ける恩恵を自覚し、それにともなう責任感を抱くこと、リーダーシップに必要な基礎能力を培うこと。
グローバル・コンピテンシーの養成
グローバル・イシューへの関心を抱くこと、複数の言語でコミュニケーションできること、さまざまな文化の違いを理解し、その違いを肯定的に受け止め、それらのかけ橋となれること。
幅広い教養と専門分野の知識・能力の修得
幅広い教養やコミュニケーション能力など社会人としての基礎能力、専攻する学問分野における専門的知識・能力を修得すること。
上記を学力の3要素に対比させると、1・2に関連して、「主体性・対話性・協働性」を高めていこうとする人、3に関連して、「思考力・判断力・表現力」を深めていこうとする人、4に関連して、「知識・教養・技能」の獲得を目指そうとする人を本学は求めています。