上智大学のAO(総合型選抜)体験談
UKさんの体験談
- 受験した学部・学科
- 文学部 哲学科
- 受験した入試方式
- 推薦入学試験(公募制)
- 受験結果
- 不合格
公募制推薦は一般入試と異なり、学力試験だけでなく提出書類や面接が重視されます。特に「なぜ私は哲学を学ぶのか」というレポート作成が大変でした。哲学に関心があることは明確だったものの、それを言語化し、論理的に説明するのに苦労しました
志望理由書について教えて
私は「人間の自由とは何か」というテーマに関心があり、それを探求するために哲学を学びたいと書きました。ただ漠然と「哲学に興味がある」と述べるのではなく、具体的にどの分野に関心があり、どの教授のもとで学びたいのかを明記しました。
活動報告書について教えて
私は高校時代に読書会を主催し、哲学書の読解を行っていたため、その活動を詳しく書きました。単なる活動の羅列ではなく、なぜその活動を始めたのか、どんなことを学び、どう成長したのかを具体的に記述しました。
事前課題について教えて
こんなふうに対策しました
事前課題でした。
試験当日の様子は・・・
まず自分が哲学に興味を持ったきっかけや関心のあるテーマを整理しました。次に、関連する哲学書を読んで考えを深め、自分なりの意見をまとめました。論理的な構成を意識し、序論・本論・結論の流れで書き、先生や友人に読んでもらってフィードバックをもらいました。
学科試験について教えて
こんなふうに対策しました
本番では、論理の一貫性を意識しながら、自分の意見をわかりやすく説明することを心がけました。
試験当日の様子は・・・
学科試問は哲学的な思考力を問う内容で、具体的な問いに対して自分の考えを論理的に述べる形式でした。対策として、普段から哲学に関するテーマについて自分なりの意見を持ち、それを言語化する練習をしました。
UKさんの対策バランス
「こうすれば良かった・・・」と思うこと
面接対策をもっとしっかりやればよかったと感じました。緊張して思うように話せず、深掘りされると答えに詰まってしまう場面がありました。哲学的な問いに対して、自分の考えを論理的に伝える練習をもっとすべきだったと思います。
大学生活について
こんなことを学んでいます!
大学では、では、西洋哲学の古典を読み解く授業が多く、特にカントやハイデガーの思想に興味を持っています。また、論理学の授業では、哲学的な議論をする上で必要な論理的思考力を鍛えています。哲学は単に本を読むだけでなく、自分の考えを深め、議論する学問だと実感しています。
課外活動も楽しんでいます♪
ディスカッションを行うサークルに参加し、自由なテーマについて話し合っています。また、学内の読書会にも参加し、他の学生と意見を交換することで視野を広げています。
受験生のみなさんへアドバイス
公募制推薦の受験では、哲学に対する純粋な興味と、自分の考えを論理的に表現する力が求められます。書類作成では、なぜ哲学を学びたいのかを深掘りし、自分なりの言葉で書くことが大切です。また、面接では緊張せず、自分の意見をしっかり伝える練習をしておくとよいでしょう。