早稲田大学 基幹理工学部数学科のアドミッションポリシー
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早稲田大学 基幹理工学部のアドミッションポリシー
基幹理工学部の求める人材
近年、科学技術の領域は飛躍的に大きな広がりを呈し、それに対応してそれぞれの領域は分化・深化してきた。大学における教育研究体制もこれに呼応した形で発展してきた。しかしながら、専門分野の発展と同時に、新しい価値観の創造、新しい科学技術分野あるいは学問分野の開拓が強く求められる時代を迎えた。これに伴い、地球規模で考え行動し、新しい時代を切り拓く人材を育成する教育研究の展開が求められることとなった。
基幹理工学部は、科学技術の根幹をなす数学をはじめとする理工系の素養と共に人文・社会学系の素養を身に付け、その上で科学技術の基幹を担う数学・応用数理、機械科学、航空宇宙工学、材料科学、電子物理システム学、情報理工学、情報通信学、表現工学などの基本を学習し、新しい分野に創造的に取り組む意欲と能力を備えた人材を求める。高等学校等における学習によって、確かな基礎学力(知識・技能・思考力・判断力・表現力)、および主体的に学ぶ姿勢を身につけた者を受け入れることを基本方針とする。
早稲田大学のアドミッションポリシー
入学前に身につけることを求める能力
本学を志望する者には、入学前に以下の能力・素養を身につけてもらいたい。
初等・中等教育段階では
・本学の教養教育および専門教育の基礎となる水準の知識・技能
・本学での学修に必要となる論理的思考力・判断力・表現力
・これらを身につけるための主体性・協働性
また、本学の理念に沿った
・進取の精神に富んだ旺盛な知的好奇心とそれから導かれる独創性
・自主独立の精神と他者への共感を育む豊かな感性
・社会に貢献する強い意志を支える高い勉学意欲
これらを育んでおくことを期待したい。
入学前に学習しておくこと
本学で学ぶ者には、在学中および将来にわたって、深い教養を高い水準で身につけていく姿勢が求められる。したがって、文理を超えて幅広い教科・科目などを学習し、さらに、多様かつ深い学習経験を継続的に積みあげてもらいたい。世界の様々な地域で社会に貢献できる能力・素養の基礎を、入学前に培っていることを期待したい。
入学者選抜の方針
本学では、国内および世界のあらゆる地域から学生を迎え入れる。入学者選抜では、本学で学びたいという高い勉学意欲と知的好奇心、および入学時点で最低限必要となる水準の知識・技能の有無を確認する。さらに入学後の学修の基礎となる論理的思考力・判断力・表現力、および主体性・協働性を選抜において確認する。
評価方法の比重
本学は、入学者に、本学の教養教育および専門教育に耐えうる、最低限の知識を有していることを前提として入学者選抜を実施する。その上で、全学ならびに各学部の選抜の方針に基づいて、多様な学生を迎え入れるための多様な試験制度を設定する。たとえば、知識・技能、論理的思考力・判断力・表現力、および主体性・協働性のいくつかにおいて、優れた資質を備えている者、あるいはそれらを一定水準で満たし、かつ文学・芸術・スポーツなどの分野で際立った資質や独創性を備えている者を、入試制度ごとに一定の割合で迎え入れる。