同志社大学 グローバル地域文化学部グローバル地域文化学科のアドミッションポリシー
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同志社大学 グローバル地域文化学部のアドミッションポリシー
グローバル地域文化学部は、学部で培った知見を十全に活用することにより、本学の教育理念のひとつである国際主義を更に推進し、国内外のあらゆる場面で活躍できる、良心と自由な精神を備えた人物の育成を目的としています。そのために次のような学生を求めています。
グローバル地域文化学部の求める学生像
知識・技能:グローバル地域文化学部では、国際人として外国語の重要性を十分に認識し、一定以上の英語の能力を有し、英語以外の外国語の習得にも意欲を示すとともに、世界の歴史や地理、時事問題について基礎的な知識を持つ学生を求めています。
思考力・判断力・表現力:グローバル地域文化学部では、高等学校までに培った確かな基礎学力に加え、グローバルな視点から、日本を含む各地の文化、歴史、社会について論理的に考える力や判断する力、それを的確に表現する力を身につけるとともに、現代世界が抱える諸問題に進んで関心を寄せ、それらの解決に向けて柔軟で独創的な方法を考え、社会に働きかける意欲を持つ学生を求めています。
主体性・多様性・協働性:グローバル地域文化学部では、本学部の目的をよく理解し、学部カリキュラムを通じて研かれた外国語能力と地域文化の知見に基づき、主体性とともに寛容さをもって、多様な文化的背景を持つ人々と協働しながら国際社会に貢献したいと考える学生を求めています。
高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと
英語:世界の様々な地域の歴史や文化を理解し、そこに住む人々と意思疎通を図る上で外国語能力は不可欠です。とりわけ実質的に世界共通語の役割を担う英語の能力は重要です。文献やインターネットを通して必要な知識・情報を得るための英語の読解力はもとより、将来国際社会に貢献できる人間となるためには一定の英語コミュニケーション能力を備えていることも求められます。実用英語技能検定(英検)2級、あるいはTOEIC ® LISTENING AND READINGテスト 500点、TOEFL iBT®テスト 45点、IELTS 4.5点以上の英語力を入学までに習得できるよう努力してください。
国語(現代文):あらゆる文化的営みの基礎となるのが言語であり、他者の考えを理解し、自らの意見を主張するためにも、日本語能力は大変重要です。日本語能力は、社会に働きかけをしたり、研究内容を発信したりする上で広く求められる実用的なスキルでもあります。文学作品や論説文を的確に読み解き、その主題や趣旨を要約できる読解力や、問題点を整理し、自分の考えを論理的で説得力のある日本語の文章によって表現できる能力は、学部での学修や研究に不可欠です。本学部では卒業論文が必修であり、日頃から文学作品や、日本や世界の文化・社会問題をテーマにした評論など、幅広い分野の読書を習慣づけるとともに、自分の考えを文章で表現する訓練を継続的に行うようにしてください。
地理歴史:世界の各地域固有の文化や社会、そうした地域の枠を越えてグローバルに展開する今日の世界情勢を理解する上で、また実際に世界で様々な活動をする上で、各地域の歴史や地理の基礎知識は不可欠です。今日の世界が抱える様々な問題を把握し、その解決策を考える上で、まずその地域あるいは複数の地域が相互に作用する今日的状況や歴史的流れを理解する必要があります。入学までに地理歴史を、単なる年号や人名および地名の羅列としてではなく、現代世界の諸問題を理解するために欠くことのできないものとして学んでください。
公民:今日の世界各地域の諸問題や、地域を越えて広がる様々な課題を考えていく上で、政治や経済に関する基礎知識が求められます。また、多様な思想信条、価値観を持った人々と国や地域を越えて理解し合っていくためには、そうした多様性を受け止めることのできる倫理的な基盤を確立しておく必要があります。今日の社会を動かしている政治や経済の仕組みと、多様な思想や宗教が人間生活において果たしている役割について、理解を深めるよう心がけてください。
入学者選抜制度
グローバル地域文化学部では、高等学校で学習する教科の学力のほかに、本学部での学びに対する関心、学習意欲、表現力やコミュニケーション力などを評価する多様な入学者選抜を行うことにより、多様な学生を受け入れています。本学独自の学力試験のほかに、大学入学共通テスト、口頭試問、小論文などを取り入れることにより、学力の3要素「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」について、それぞれの入試方式において様々な角度から評価し、志願者の能力や資質などを総合的に審査しています。
一般選抜入学試験:高等学校教育を尊重し、高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともに、グローバル地域文化学部の教育を受けるにふさわしい能力と適性を備えたものを公正かつ妥当に選抜するために一般選抜入学試験を実施しています。入試問題の作成にあたっては、全学的に組織された科目ごとの出題委員会において長期間にわたって慎重に審議し、検討を重ね、高等学校での着実な学習努力が報われるように難問や奇問を避け、公平で偏りのない出題に留意しています。とりわけ、本入試においては、マークシート方式ではなく記述式を用いた独自の入試問題による選抜を行うことで、知識・技能のみならず出題意図を正確に理解する力や論理的思考力、正確な表現力の評価にも重点を置き、総合的に審査しています。計算力を問う出題についても同様に記述式解答方法を用いており、結論に至るプロセスなども含め、丁寧に採点しています。
大学入学共通テストを利用する入学試験:入学志願者の高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともに、グローバル地域文化学部の教育を受けるために必要な学力が備わっているか、大学入学共通テストにより評価しています。
推薦選抜入学試験(公募制):高等学校などでの学習及び課外活動を通じてこれまでに培われた基礎学力、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」などを備え、グローバル地域文化学部で学ぶ高い意欲を持ち、学部の核となり他の学生をリードし、ひいては大学全体の活性化にも寄与できるような優れた人物を選抜するために、出願書類では一定水準以上の「知識・技能」が備わっているか、小論文および口頭試問では、グローバル地域文化学部で学ぶために必要な「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」および「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、小論文においては「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」の評価、口頭試問においては「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
指定校制推薦入学試験:高等学校での学習及び課外活動を通じてこれまでに培われた基礎学力、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」などを備え、かつグローバル地域文化学部で学ぶ高い意欲を持つ優れた人物を受け入れるために、学校長の推薦に基づき、出願書類では一定水準以上の「知識・技能」が備わっているか、小論文および口頭試問では、グローバル地域文化学部で学ぶために必要な「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」および「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、小論文においては「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」の評価、口頭試問においては「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
法人内諸学校推薦入学試験:同志社の一貫教育を通じて、同志社大学の建学の精神を深く理解し、グローバル地域文化学部で学ぶ高い意欲や相応しい学力を備え、学部の核となり他の学生をリードし、ひいては大学全体の活性化にも寄与できるような優れた人物を受け入れるために、出願書類では一定水準の「知識・技能」が備わっているか、小論文および口頭試問では、グローバル地域文化学部で学ぶために必要な「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」および「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、小論文においては「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」の評価、口頭試問においては「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
同志社大学のアドミッションポリシー
同志社大学は、創立者新島襄の建学の精神に基づき、「深く学問・技芸を探求するとともに、自治自立の精神を涵養し、国際感覚豊かな人物を育成する」ことを目的に、キリスト教主義を基本として人格を陶冶する教育を行っています。この教育理念を基本に置きながら、同志社大学では、140年を越える長きにわたって、社会的視野と倜儻不羈(てきとうふき・『才気がすぐれ、独立心が旺盛で、常軌では律しがたいこと』)の精神を兼ね備え、良心を手腕に運用しながら社会の発展に貢献できる人物を育成してきており、現在もその責務を果たすべく努力を積み重ねてきています。
同志社大学の学生受入に対する基本理念(アドミッション・ポリシー)は、上述の教育理念に基づいており、1)専門的・実学的能力を高める上で土台となる、幅広い教養と論理思考能力を育成するために必要な基礎学力を有し、2)知識の量だけでなく、社会的視野を持ち、大学での学習に対する意欲と熱意があり、3)多様な背景を持つ者と協働して学ぶ寛容の精神と主体性を持ち合わせ、4)優れた感性と特性を持った学生を受け入れることを目指し、次のような多彩な選抜制度を用意しています。
一般選抜入学試験
同志社大学の一般選抜入学試験は、高等学校教育を尊重しつつ、大学教育を受けるにふさわしい能力と適性を備えたものを公正かつ妥当に選抜することを目的としています。
入試問題の作成にあたっては、全学的に組織された科目ごとの出題委員会において長期間にわたって慎重に審議し、検討を重ね、高等学校での着実な学習努力が報われるように難問や奇問を避け、公平で偏りのない出題に留意しています。解答形式についても、マークシート方式をとらずにできるだけ記述式とし、論理的思考力や正確な表現力をみるよう努めています。特に計算力を問う出題については、記述式解答の方法をとり、丁寧に採点しています。
大学入学共通テストを利用する入学試験
同志社大学の大学入学共通テストを利用する入学試験は、入学志願者の高等学校までの学習の達成・定着度合いを判定するとともに、各学部での教育に必要とされる能力と適性を備えたものを選抜することを目的とするものであり、大学教育を受けるにふさわしい基本的な能力等を判定しています。学部・学科・コース・方式によっては、個別学力検査において小論文や口頭試問などを課すことにより、志願者の能力や意欲、適性などをより多面的・総合的に評価・判定できるように工夫しています。
アドミッションズ オフィス方式による入学者選抜
同志社大学のAO入試は、学力のみを重視する選抜方法ではありません。同志社大学で学びたいという意志を持ち、かつ学力試験では評価できない多様な能力、大きな可能性を秘めている学生を積極的に迎え入れようとする能動的な選抜方法です。
同志社大学のAO入試は、いわゆる一芸一能入試とは大きく異なります。一芸一能でいかに優れていても、総合的な評価の結果不合格になる場合もあります。つまり、AO入試は知識の多寡だけを問うのではなく、ましてや一芸一能だけを評価するものでもなく、一人ひとりの能力や個性と真の学力を適切に評価し、学習意欲や将来的な可能性までをも含めて総合的に評価する選抜方式です。本学で勉強することを強く望み、独自の考えを持ち、自ら問題を発見し、それを解決する能力を有している生徒、すなわち“自ら学び、自ら考える”自治自立の人物を求めています。
同志社大学のAO入試は、大学教育を受けるに十分な基礎学力があり、出願資格を満たしていれば、自分の意志で出願できる公募制の自己推薦入試です。第一次審査(書類)と第二次審査で合格を判定します。提出書類をひとつひとつじっくり時間をかけて審査し、さらに直接会ったうえで、意欲・能力・適性・目的意識や将来性等を多面的・総合的に評価し、合格者を決定します。
推薦選抜入学試験・自己推薦入学試験
学力・人物ともに優秀で、本学で学ぶことを強く希望する生徒が、学校長などの推薦を受けて、あるいは推薦を受けなくても、出願できる制度です。学部・学科・コースによって様々な出願資格を定めており、個人的研鑽を通して高度な技能や資格を習得した方や、スポーツ活動、競技会等で顕著な成績をあげた方々、あるいは、ボランティア活動や福祉活動で指導的な役割を果たした方など、多様な経験とそれに裏打ちされた能力や資質・適性などを、書類審査や小論文、面接、口頭試問などの判定方法により、幅広く多面的・総合的に評価し、合格者を決定します。
指定校制推薦入学試験
学力・人物ともに優秀で、本学で学ぶことを特に強く希望する者が、学校長の推薦を受けて出願できる専願制の入学試験です。本学の教育理念である、キリスト教主義、自由主義、国際主義に対する深い共感と理解を有し、入学後の勉学について明確な志向と意欲を持つ方を求めています。調査書や小論文、面接、口頭試問などを通じて、能力や資質等を多面的・総合的に評価し、合格を判定します。
法人内各学校推薦入学試験
学校法人同志社が設置する4つの高等学校で、創立者新島襄の人生やその思想、同志社建学の精神や教育理念についてより深く接し、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」に基づく「知・徳・体」の全人格教育を受けた者が、学校長の推薦を受けて出願できる専願制の入学試験です。良心を手腕に運用する人物、つまり自治・自立の精神にあふれ、博愛精神に富み、個人の尊厳を重んずる人物、高いモラルや高潔な人格を有する人物、そして国際社会で創造的な活動のできる人物を育成することを目的とする同志社一貫教育の精神を理解し、入学後の勉学について明確な目的意識を持つ方を求めています。調査書や小論文、面接、口頭試問などを通じて、能力や資質等を多面的・総合的に評価し、合格を判定します。