同志社大学 スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科のアドミッションポリシー
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同志社大学 スポーツ健康科学部のアドミッションポリシー
スポーツ健康科学部では、スポーツと健康、及びそれらを取り巻く社会環境に関する知見や諸理論、技能を総合的・体系的に修得し、スポーツ活動、国や地方自治体、教育機関、スポーツ関連産業及びヘルスケア産業等の現場で、専門的な立場から「健康の増進」やスポーツの「パフォーマンス向上」及び「社会的発展」に寄与・貢献できる多様な人材の養成を目指しています。そのために、スポーツ健康科学部では、次のような学生を求めています。
スポーツ健康科学部の求める学生像
知識・技能:スポーツ健康科学部では、スポーツ健康科学に関する専門的知識・技能を修得するために必要な基礎知識や外国語の読解・表現能力等を有する学生を求めています。自然科学と人文社会科学にまたがる文理融合型のスポーツ健康科学を学ぶために幅広い基礎学力が必要となります。
思考力・判断力・表現力:スポーツ健康科学部では、高等学校までに培った確かな基礎学力に加え、それに基づく論理的思考力やスポーツと健康に対して幅広い関心を有し、既成の事実や価値観に捉われることなく、自ら課題を見出し、探究し、的確に表現できる学生を求めています。
主体性・多様性・協働性:スポーツ健康科学部では、様々な立場にある人々の意見を取り入れ、相互理解を深めようとする協調性や高いコミュニケーション能力を有する学生を求めています。「スポーツを通じた健康づくり」、「トレーニング科学に基づいたスポーツパフォーマンスの向上」、「スポーツを取り巻く社会環境の整備・充実」などスポーツ健康科学に関わる課題に対して主体的かつ積極的に取り組む学生を求めています。
高等学校段階までの学習で身につけてほしいこと
英語:グローバル化が加速しているスポーツは、世界共通の文化として普及・発展を遂げています。われわれがスポーツの価値や情報を共有するためには、英語によるコミュニケーション能力を身につけることがますます必要になっています。入学までに、英語能力をできるだけ向上させるための努力をしてください。TOEIC®LISTENING AND READINGテスト、TOEFL®テスト、IELTS、実用英語技能検定(英検)、国際連合公用英語検定などの試験を受けて、自分の英語能力を確かめることを心掛けましょう。
国語(現代文):スポーツ健康科学を学ぶ上で、専門書や論文を読みこなすには、文章の内容を正確に理解し、その趣旨を的確に要約する文章読解能力が必要になります。そして、レポートや論文を作成するには、根拠を示して自分の考えを説得力のある文章にする論理的表現力や表現すべき文章を論理的に組み立てる文章構成力が要求されます。常日頃から読書に親しみ、国語能力の向上に努めてください。また、新聞や雑誌などの活字体の文章に目をとおして、スポーツと健康についての現代的課題の動向を知るようにすることも大切です。
地理歴史・公民:スポーツ健康科学部で学ぶ社会科学の学修領域には、スポーツを取り巻く社会環境の整備やスポーツビジネスの経営的課題に取り組むスポーツ・マネジメント領域があります。スポーツ・マネジメント関連の科目を修得するには、スポーツと社会の関係をより深く理解するため、歴史、地理、現代社会、政治・経済などの文系科目に関する基礎知識を有することが望まれます。
理科:スポーツ健康科学部で学ぶ自然科学の学修領域には、身体の構造や機能に関する医科学的理解を基礎とする健康科学領域と、スポーツパフォーマンスの向上や運動習慣の獲得のためにスポーツ科学を活用するトレーニング科学領域があります。健康科学やトレーニング科学に関連する科目を修得するには、物理、化学、生物といった理系科目の基礎知識が必要になるため、自然科学の複数の領域に関心をもって学ぶように心掛けてください。
数学:スポーツ健康科学の学修領域において数学の役割は重要です。健康科学、トレーニング科学、スポーツ・マネジメントの3領域ともに、数学的手法を用いて身体のパフォーマンスや社会経済データの解析を行います。例えば、スポーツパフォーマンスの向上やトレーニングの最適化、スポーツのビジネスやマーケティング戦略を立案する際にも数学的手法が活用されます。そのため、数学の基礎知識を身につけることを心掛けましょう。
入学者選抜制度
スポーツ健康科学部では、高等学校で学習する教科の学力のほかに、スポーツと健康に対する関心や学習意欲、並びに論理的思考力、表現力、コミュニケーション力などを評価する様々な入学者選抜を行うことにより、多様な学生を受け入れています。本学独自の学力試験のほかに、大学入学共通テスト、書類審査、面接、口頭試問、小論文などを取り入れることにより、学力の3要素「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」について、それぞれの入試方式において重み付けを行い評価し、志願者の能力や資質等を総合的に審査しています。
一般選抜入学試験:高等学校教育を尊重し、高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともに、スポーツ健康科学部の教育を受けるにふさわしい能力と適性を備えたものを公正かつ妥当に選抜するために一般選抜入学試験を実施しています。入試問題の作成にあたっては、全学的に組織された科目ごとの出題委員会において長期間にわたって慎重に審議し、検討を重ね、高等学校での着実な学習努力が報われるように難問や奇問を避け、公平で偏りのない出題に留意しています。とりわけ、本入試においては、マークシート方式ではなく記述式を用いた独自の入試問題による選抜を行うことで、知識・技能のみならず出題意図を正確に理解する力や論理的思考力、正確な表現力の評価にも重点を置き、総合的に審査しています。計算力を問う出題についても同様に記述式解答方法を用いており、結論に至るプロセス等も含め、丁寧に採点しています。
大学入学共通テストを利用する入学試験:入学志願者の高等学校までの学習の達成・定着度を測るとともにスポーツ健康科学部の教育を受けるために必要な学力が備わっているか、大学入学共通テストにより評価しています。「知識・技能」の学力評価に比重を置いた3科目方式及び5科目方式の試験のほかに、3科目の得点にスポーツ競技成績の書類審査による評価得点を加えたスポーツ競技力加点方式の試験を設けています。
アドミッションズ・オフィス方式による入学者選抜:スポーツを「する・観る・支える」のいずれかの観点から深く関わった経験を有し、スポーツや健康の学びに対する高い意欲を持つ優れた人物を評価するため、出願書類に加えて、小論文及び面接による丁寧な選抜を行っています。小論文ではスポーツ健康科学部で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」が備わっているか、面接では従来の教科・科目の筆記試験だけでは測ることができない一人ひとりの多様な能力や将来の可能性、学びに対する目的意識・学習意欲を評価し、総合的に審査しています。
自己推薦(スポーツ)入学試験:高等学校での学習及び課外活動を通じてこれまでに培われた基礎学力、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」等を備え、高等学校在学中に優れたスポーツ競技成績をおさめ、スポーツ健康科学部で学ぶ高い意欲を持つ人物を選抜するために、出願書類ではスポーツ競技成績および「知識・技能」を評価しています。また、小論文ではスポーツ健康科学部で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」が備わっているか、面接では「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、本入試においては、スポーツ活動と学びに対する高い意欲や「思考力・判断力・表現力」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
指定校制推薦入学試験:高等学校での学習及び課外活動を通じてこれまでに培われた基礎学力、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」等を備え、かつスポーツ健康科学部で学ぶ高い意欲を持つ優れた人物を受け入れるために、出願書類では一定水準以上の「知識・技能」が備わっているか、口頭試問では学力の3要素「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、本入試においては、入学後の勉学における明確な志向及び学びに対する意欲の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
法人内諸学校推薦入学試験:同志社の一貫教育を通じて、同志社大学の建学の精神を深く理解し、スポーツ健康科学部で学ぶ高い意欲や相応しい学力を備え、学部の核となり他の学生をリードし、ひいては大学全体の活性化にも寄与できるような優れた人物を受け入れるために、出願書類では一定水準の「知識・技能」が備わっているか、口頭試問では学力の3要素「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、本入試においては、「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
京都府立高等学校特別入学試験:健康とスポーツ活動及びそれらを取り巻く社会環境に関する知見と諸理論を包括したスポーツ健康科学の知識と理論を学修することを充分に理解し、将来、地域社会に貢献することを強く意識した人物を選抜するために、出願書類では一定水準の「知識・技能」が備わっているか、小論文ではスポーツ健康科学部で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」が備わっているか、面接では「思考力・判断力・表現力」や「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、本入試においては、「思考力・判断力・表現力」や学習意欲の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
海外修学経験者(帰国生)入学試験:海外での学習・生活による豊かな体験を通じて培われた基礎学力、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」等を備え、スポーツ健康科学部で学ぶ高い意欲を持つ人物を選抜するために、出願書類では一定水準以上の「知識・技能」が備わっているか、小論文ではスポーツ健康科学部で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」が備わっているか、面接では「主体性・多様性・協働性」が備わっているかを適正に評価しています。とりわけ、本入試においては、「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
社会人特別選抜入学試験:プロスポーツあるいはアマチュアスポーツでトップレベルの競技経験を有し、スポーツ健康科学部で学ぶ高い意欲を持つ人物を選抜するために、出願書類では一定水準以上の競技スポーツ経験を有しているか、小論文ではスポーツ健康科学部で学ぶために必要な「思考力・判断力・表現力」が備わっているか、面接では「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、本入試においては、学びに対する高い意欲や「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
アスリート選抜入学試験:高等学校在学中に優れた競技成績をおさめ、トップアスリートとして高みを目指す意志を持ち、かつスポーツ健康科学部で学ぶ高い意欲を持つ人物を選抜するために、出願書類ではスポーツ競技成績を評価し、口頭試問では学力の3要素「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」が備わっているかなどを適正に評価しています。とりわけ、本入試においては、スポーツ活動と学びに対する高い意欲や「主体性・多様性・協働性」の評価に重点を置き、総合的に審査しています。
同志社大学のアドミッションポリシー
同志社大学は、創立者新島襄の建学の精神に基づき、「深く学問・技芸を探求するとともに、自治自立の精神を涵養し、国際感覚豊かな人物を育成する」ことを目的に、キリスト教主義を基本として人格を陶冶する教育を行っています。この教育理念を基本に置きながら、同志社大学では、140年を越える長きにわたって、社会的視野と倜儻不羈(てきとうふき・『才気がすぐれ、独立心が旺盛で、常軌では律しがたいこと』)の精神を兼ね備え、良心を手腕に運用しながら社会の発展に貢献できる人物を育成してきており、現在もその責務を果たすべく努力を積み重ねてきています。
同志社大学の学生受入に対する基本理念(アドミッション・ポリシー)は、上述の教育理念に基づいており、1)専門的・実学的能力を高める上で土台となる、幅広い教養と論理思考能力を育成するために必要な基礎学力を有し、2)知識の量だけでなく、社会的視野を持ち、大学での学習に対する意欲と熱意があり、3)多様な背景を持つ者と協働して学ぶ寛容の精神と主体性を持ち合わせ、4)優れた感性と特性を持った学生を受け入れることを目指し、次のような多彩な選抜制度を用意しています。
一般選抜入学試験
同志社大学の一般選抜入学試験は、高等学校教育を尊重しつつ、大学教育を受けるにふさわしい能力と適性を備えたものを公正かつ妥当に選抜することを目的としています。
入試問題の作成にあたっては、全学的に組織された科目ごとの出題委員会において長期間にわたって慎重に審議し、検討を重ね、高等学校での着実な学習努力が報われるように難問や奇問を避け、公平で偏りのない出題に留意しています。解答形式についても、マークシート方式をとらずにできるだけ記述式とし、論理的思考力や正確な表現力をみるよう努めています。特に計算力を問う出題については、記述式解答の方法をとり、丁寧に採点しています。
大学入学共通テストを利用する入学試験
同志社大学の大学入学共通テストを利用する入学試験は、入学志願者の高等学校までの学習の達成・定着度合いを判定するとともに、各学部での教育に必要とされる能力と適性を備えたものを選抜することを目的とするものであり、大学教育を受けるにふさわしい基本的な能力等を判定しています。学部・学科・コース・方式によっては、個別学力検査において小論文や口頭試問などを課すことにより、志願者の能力や意欲、適性などをより多面的・総合的に評価・判定できるように工夫しています。
アドミッションズ オフィス方式による入学者選抜
同志社大学のAO入試は、学力のみを重視する選抜方法ではありません。同志社大学で学びたいという意志を持ち、かつ学力試験では評価できない多様な能力、大きな可能性を秘めている学生を積極的に迎え入れようとする能動的な選抜方法です。
同志社大学のAO入試は、いわゆる一芸一能入試とは大きく異なります。一芸一能でいかに優れていても、総合的な評価の結果不合格になる場合もあります。つまり、AO入試は知識の多寡だけを問うのではなく、ましてや一芸一能だけを評価するものでもなく、一人ひとりの能力や個性と真の学力を適切に評価し、学習意欲や将来的な可能性までをも含めて総合的に評価する選抜方式です。本学で勉強することを強く望み、独自の考えを持ち、自ら問題を発見し、それを解決する能力を有している生徒、すなわち“自ら学び、自ら考える”自治自立の人物を求めています。
同志社大学のAO入試は、大学教育を受けるに十分な基礎学力があり、出願資格を満たしていれば、自分の意志で出願できる公募制の自己推薦入試です。第一次審査(書類)と第二次審査で合格を判定します。提出書類をひとつひとつじっくり時間をかけて審査し、さらに直接会ったうえで、意欲・能力・適性・目的意識や将来性等を多面的・総合的に評価し、合格者を決定します。
推薦選抜入学試験・自己推薦入学試験
学力・人物ともに優秀で、本学で学ぶことを強く希望する生徒が、学校長などの推薦を受けて、あるいは推薦を受けなくても、出願できる制度です。学部・学科・コースによって様々な出願資格を定めており、個人的研鑽を通して高度な技能や資格を習得した方や、スポーツ活動、競技会等で顕著な成績をあげた方々、あるいは、ボランティア活動や福祉活動で指導的な役割を果たした方など、多様な経験とそれに裏打ちされた能力や資質・適性などを、書類審査や小論文、面接、口頭試問などの判定方法により、幅広く多面的・総合的に評価し、合格者を決定します。
指定校制推薦入学試験
学力・人物ともに優秀で、本学で学ぶことを特に強く希望する者が、学校長の推薦を受けて出願できる専願制の入学試験です。本学の教育理念である、キリスト教主義、自由主義、国際主義に対する深い共感と理解を有し、入学後の勉学について明確な志向と意欲を持つ方を求めています。調査書や小論文、面接、口頭試問などを通じて、能力や資質等を多面的・総合的に評価し、合格を判定します。
法人内各学校推薦入学試験
学校法人同志社が設置する4つの高等学校で、創立者新島襄の人生やその思想、同志社建学の精神や教育理念についてより深く接し、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」に基づく「知・徳・体」の全人格教育を受けた者が、学校長の推薦を受けて出願できる専願制の入学試験です。良心を手腕に運用する人物、つまり自治・自立の精神にあふれ、博愛精神に富み、個人の尊厳を重んずる人物、高いモラルや高潔な人格を有する人物、そして国際社会で創造的な活動のできる人物を育成することを目的とする同志社一貫教育の精神を理解し、入学後の勉学について明確な目的意識を持つ方を求めています。調査書や小論文、面接、口頭試問などを通じて、能力や資質等を多面的・総合的に評価し、合格を判定します。