明治大学 文学部のアドミッションポリシー
文学部の教育目標は,過去から現在まで多様に展開されてきた人間の営みのすべてに対して,さまざまな角度からの考察を試みながら,究極的には,人間そのものを普遍的かつ総合的に理解することです。その目的を達成するため,充分な専門的知識を身につけた幅広い教養人の育成を教育方針としています。なお,文学部では専攻単位に志願者を募集します。当該専攻分野に対する明確な問題意識や目的意識,強い学習意欲を持つ志願者を期待します。
以上のような教育目標,教育方針に基づき,文学部では,次のような学生を求めます。
本学の建学の精神「権利自由・独立自治」を理解し,世界での活躍を見据えながら,他者や異文化を受容しつつ,確かな「個」の確立に意欲のある学生
人と人のつながり,人と社会のつながりに関心をもち,人間の創作物や人類の過去,社会事象等のアプローチから人間学の探究に挑戦する意欲のある学生
他者との関わりの中で,独創的な生き方を模索し,新しい概念や価値観の創出を追究したい学生
専攻する専門領域において明確な問題意識や目的意識,強い学習意欲を持つ学生
入学志願者に求める高校等での学習への取り組み
時代や地域を超えて,人間を普遍的かつ総合的に理解するためには,高校における多様な科目を学習しておくことが大変重要です。変化の激しい現代に要請される資質は,高校時代までの幅広い学習が基礎となるからです。大学入学共通テスト利用入学試験や全学部統一入学試験では,「高等学校の段階における基礎的な学習の達成の程度を判定する」観点から,多様な科目を選択科目に含めています。入学定員の約5割を募集人員とする学部別入学試験では,入学後の専門性を考慮して,特に国語・外国語・地歴の3教科について,より高度な学習達成度を期待しています。具体的には,国語においては,長文を理解し得る読解力や論理的思考力,古典(漢文,文学史含む)等に対する基礎的知識や理解を期待しています。外国語も,国語と同様に,長文を理解し得る読解力や論理的思考力が重要です。地歴については特定の時代や地域に偏らない基礎的知識と,幅広く深い洞察力を期待しています。なお,国語・外国語・地歴の3教科は,文学部の全ての学科・専攻において必要な教科ですが,とりわけ外国の文学・文化・歴史等を研究対象とする専攻においては,高等学校での外国語の学習が重要です。高校時代に学び,考えるべき課題は大変多く,また多種多様だからこそ,目標をしっかりと見すえ,確実に課題を解決して行く姿勢が大切です。
明治大学のAO(総合選抜)体験談
2024年度の受験生 OMさん
文学部 文学科
自己推薦特別入学試験の体験談
受験で大変だったことは何ですか?
限られた文字数で自分の強みや将来の目標を表現する自己推薦書の作成が大変で、小論文や面接でも予想外の質問に緊張しながら答える必要があり、全体として書類準備や自己分…
「こうすれば良かった・・・」と思うこと
準備中に、もっとたくさん過去問を解いて、時間内にまとめる練習を増やせばよかったと思います。また、自分の意見を整理するために、先生や友達ともっとディスカッションし…
明治大学 文学部の基本情報
明治大学 文学部の学生数・教員数
学部学生数 | 3,915人 |
---|---|
教員数 | 113人 |