近畿大学 理工学部 社会環境工学科のアドミッションポリシー
社会環境工学科は、安全・安心な社会基盤(社会生活に不可欠な公共物)の整備や維持管理を通して社会貢献できるプロフェッショナルな建設技術者を育成する学科です。本学科は、卒業後、公務員・総合建設業・設計会社・道路や鉄道系企業などの建設技術者として目覚ましい活躍ができるように、次のような入学者を受入れます。
1. 私たちの生活に密接に関係する社会基盤の整備や防災に対して興味・関心が高い人
2. 入学後の基礎・専門科目を修得する上で必要な高等学校の学修内容(国語・外国語・数学・理科に関する基礎的な知識)を学んでいる人
3. 社会貢献の精神を忘れず、常に自分自身を研鑽して向上できる意欲を持てる人
当科には、附属高等学校、指定校、協定校に対する推薦入試、英語・数学・理科を試験科目とした一般入試、一般入試と大学入学共通テストの総合点で合否判定する共通テスト併用入試、外国人留学生入試といった入試制度があります。推薦入試、外国人留学生入試では、面接試験で主にアドミッション・ポリシー1と3を、調査書でアドミッション・ポリシー2を確認し、合否判定します。また、一般入試、共通テスト併用入試の試験結果でアドミッション・ポリシー2を確認し、合否判定します。種々の入試を組み合わせてアドミッション・ポリシー1~3を満たす生徒を評価・選抜します。
近畿大学 理工学部のアドミッションポリシー
理工学部は、近畿大学建学の精神に則り、実学教育のもとに社会で求められる創造性豊かな人材を育成します。このため学部教育での到達目標として、ディプロマ・ポリシーを達成するためのカリキュラムを提供し、国際化に対応できる学問的素養、的確な判断力、社会をリードできる能力の伸長を重視します。従って、各学科への適性を兼ね備えた基礎学力を持つ人材はもちろんのこと、基礎学力のみにとらわれず社会のニーズ変化に即した多種多様な能力を持つ人材も併せて受け入れます。具体的には、カリキュラム・ポリシーに従った教育課程に従って学修に励み、ディプロマ・ポリシーを達成できることが期待される、次のような資質を持つ人材を受け入れます。
1.
理工学部での履修に必要な基礎学力、思考力および表現力を有し、学修の遂行に意欲を持つ人。
2.
社会への貢献、公共の福祉を理解し、これらを尊重することのできる倫理観を持つ人。
3.
知的好奇心があり、自然科学及び科学技術に対して強い関心を有する人。
4.
将来の目標を定め、目的意識と主体性を持ち、多様な人々と協働して学修に取り組むことができる人。
本学部の入学試験では上記の人材を選抜するために、一般選抜における専門科目に関する学力試験、推薦選抜における口頭試問など多様な評価を複数の入学試験で適切な時期に行うとともに、高校時の学業成績なども踏まえ多元的な尺度で評価し、受験生が各自の適性に応じて適切な入学試験を選択できる機会を充分に提供しています。
また、理工学部に入学するまでに、次のようなことを身につけていることが望まれます。数学・理科については各学科コースのアドミッション・ポリシーをご参照ください。
国語
日本語の読解力、表現力、論理的な思考力
外国語
英語文章の大意を汲み取り、表現できる能力、平易な英語を聞きとる能力
数学
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B・数学Cのうち、当学部各学科・コースでの学修に必要な内容の基礎知識、計算能力および論理的思考力
理科
物理、化学、生物のうち、当学部各学科・コースの学修に関連する分野の基礎的知識、実験に基づく考察力および計算力
地歴・公民
社会の仕組みと変化する社会情勢に対応していくための基礎知識および社会的素養
特別活動
自主的、協調的な態度と社会への貢献および公共の福祉と倫理観に関する基本的理解
近畿大学のアドミッションポリシー
本学の「建学の精神」と「教育の目的」に共感する入学者を国内外から広く受入れます。
1. 本学が求める基礎学力と倫理観を備える人。
2. 謙虚に学ぶ姿勢を有するとともに、自ら課題を発見し解決していく意欲にあふれる人。
3. 「人に愛され、信頼され、尊敬される」前に、まず人を愛し、信頼し、尊敬することのできる人。
4. 社会のニーズに対応できる実学や教養及び国際性を身につけたい人。
5. 自分の得意分野を伸ばし、社会に貢献したいと考える人。